学科講習が終わると、いよいよプール講習です。プール講習では、1mほどの深さのところで基本的な動作の練習を行い、その後4〜5mのプールで各種の練習を行うことになります。基本はあわてず、ゆっくりと行うことです。最初はどうしても恐怖心が先に立ち、満足に呼吸をすることができずすぐに水面にあがりたくなったり、混乱するとすぐに水面に行きたくなりますが、これは自然のことです。浅場でこれを繰り返しても全く問題はないため、恐怖心がある程度押さえられるまで、ゆっくり浅場で練習しましょう。そして浅場になれたら、深いところでの練習を行います。
基本的に練習するスキルとしては、機材の脱着の仕方、レギュレータでの呼吸の仕方、万が一レギュレータがはずれた場合のリカバリの仕方、マスク内の浸水に対するクリア(脱水)の仕方、BCDの操作方法、浮上、潜水の仕方、エントリの仕方、水面での浮力確保の仕方となります。