【O社 プロジェクトメンバー育成講座 最終回】
3ヶ月間の駆け足の講座でしたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また講座をご支援いただきましたM様、さらに今回は水道橋T社会場であったため、毎回早朝に御待機いただきましたS様、本当にご苦労さまでした。
もうすっかり耳にタコができたと思いますが、ビジネスの世界やプロジェクト環境は日々変化しています。介護会社の例のように、全国展開している巨大企業がもろくも一日で崩れ去る時代ですし、Pasumoのようにある日突然巨大なIT環境が出現するのが今という時代です。このような環境においては、昨日の価値観は今日変化する可能性が高いため、柔軟な姿勢と弛まぬ学習が要求されます。プロジェクトの失敗を期待する顧客はいない以上、いかなる努力を払ってもプロジェクトは成功裏に完了しなければなりません。プロジェクト末期で顧客の仕様が抜本的に変わった、当初と範囲が広がったなどは常に起きうることですし、それがあったからプロジェクトは失敗しても良いとはなりません。
このような環境では、メンバー一人一人の意識が最後の砦になります。言われたことをやっていれば、という態度であれば、変化する環境の中で生き残ることはできません。講座内で力説したとおり、常識や既存のものの見方に支配されることなく、変化の中でプロジェクトのメンバーとしてのあり方を常に考え、プロジェクトを成功させるための努力を自ら始めましょう。
ということで、本当に5日間ご苦労様でした。皆様とチームリーダ育成講座でまたお会いできることを楽しみにしております。