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  • 2007年6月29日

【J社新人 ソリューション提案研修】

 5日間の長丁場の講座となりましたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。特に私のクラスであるAクラスの皆様、我々のチームは特に厳しい環境で実施しましたので、本当にお疲れ様でした。

 今回の目的はソリューション提案ということであったため、問題解決に至る現状把握、ならびに顧客のビジネスの理想を想像し、その上で真の問題と豊かなアイディアによるその解決策提案という非常に厳しいものであったと思われます。その中でもAクラスは「ガチンコ勝負」を望んだため、他クラスとまったく違い非常にインタビューが困難であり、さらに問題発見や解決策の不十分さを再三指摘したため、本当にお疲れだったと思われます。自分でも「ここまで厳しくしていいかな」と思ったのですが、今後の皆様のために、極めて厳しく運営させていただきました。この厳しさをくぐり抜けた皆様の実力は、皆様がお考えよりもずっと高くなったと思います。ひょっとすると、現実のほうがずっと楽に感じることもあるかもしれません。(笑)

 ともあれこれからのIT業界は、上流工程のソリューション力が競争力の源泉になることは間違いありませんし、この力が不十分であれば、価格と技術力に勝るBRIC'S、ポストBRIC'S諸国に負けることは間違いありません。価格競争はしえない日本企業であるからこそ、顧客がいくら払ってでも入手しようとするアイディアで勝負をするしかありませんし、逆に素晴らしいアイディアは世界でも通用するはずです。狭い日本での生き残りを指向するのではなく、広い世界に素晴らしいアイディアを普及させる。これぞこれからの日本の姿ですし、皆様が目指すべき方向です。自分を甘やかすことなく日々研鑽を重ね、一日でも早く世界に通用する技術者として大活躍されることを私は願っています。

 Aクラスの皆様、コンペでの順位は皆様の実力を反映したものではありません。私の誘導がうまくなく、結果的に時間不足になってしまったことが結果につながっています。多くの方が思われたとおり、コンペで示されたすべてのアイディアは皆様も考えたものであり、すべて私が問題を指摘したものです。したがって皆様はそれ以上のアイディアを出そうとし、実際そのアイディアを追求したがために提案書・プレゼンテーション資料作成の時間が不足してしまいました。予定と異なり残業を急遽認めない方針に変わってしまったことは一つの理由ではありますが、それでも時間不足の中頑張り抜いたのは皆様の努力以外の何物でもありません。本当にご苦労さまでした。

 また講座後の飲み会にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。多少時間不足の感も残りましたが、それでも皆様と楽しく時間が過ごせました。その後の二次会ご参加者は、異次元を体験できたことと思います。皆様と再び楽しい宴を設けられることを楽しみにしております。また女性陣の方、週末私の自宅でご馳走する約束をいたしましたので、ご都合をご連絡いただけますと幸いです。

 それでは、本当にお疲れ様でした。

 P.S.ダイビング講習を希望される方は、身長・体重・足のサイズを沿えてご連絡をお願いしま     す。