【T社 プロジェクトリーダー育成講座 最終回】
毎度常識を覆させられる講座と思いますが、ご参加いただきました皆様、本当に有り難うございました。また講座を担当いただきましたM様、講座を営業していただいたS様、本当に有り難うございました。
激変という名の景気変動の中で、日々我々を取り巻く環境は変化を続けています。多くの先達が営み残してきたプロジェクトマネジメントに関するさまざまな技は、この数年の激変によって価値を失おうとしています。その変動中で日々の仕事を営む皆様にとって、今後は予想のつかない日々かも知れませんし、同時にその変動中で成果を発揮することを確実に要求されていくことになります。しかしそのために、先達の知識や技が利用しにくい今になってしまっています。
今回の講座においては、これまでの講座と違いその激変の中で生き抜くマネジメントの姿を伝えるように努力をしました。決して古文書の知識に頼ることなく、今の資源と環境をベースにプロジェクトを成功させるための考え方をきちんと伝えたつもりです。その一つ一つはごく当たり前のことですが、その当たり前を続ければ、確実に皆様は日の当たる世界を歩き続けられることを私は知っています。その中でも一番大切になるのは、ヒト資源の扱いです。自分の気持ちは伝わらない、相手の気持ちがわからない、というのが人間の基本です。だからこそ諦めず、常にさまざまな人のことを考え最善の方法をとることが、皆様のためになるのです。だからこそ、メンバーをきちんと認識し、プロジェクトをラクにするという基本を思い出しながら日々の努力と研鑽を重ねていただきたいと思います。
その後の打ち上げにご参加いただきました皆様も、本当にご苦労さまでした。多少疲れていましたが、それでも皆様と楽しく過ごせたことを心から喜んでおります。
ということで、皆様、本当にご苦労さまでした。
