今週は骨折に始まった一週間でした。
連休中気分転換に酒のつまみとしてピンチョスを10品ほどつくろうと、運動も兼ねて2時間ほど歩き、材料をスーパーで仕入れてきました。その後風呂に入っ
て汗を流し、夕方6時頃から用意を始めました。急いで数品準備していたのですが、夕食の準備と重なって台所付近が混雑してきました。それでも嫁さん、子供のあいだ
をすり抜けるようまた数品を用意をして、食卓にできあがった皿を運ぼうと急いでいたところ、下の子と狭い通路ですれ違うことになりました。こちらは早足のうえ皿を持っていたため、左によけようとしました。しかしその瞬間、
「バキッ!!!」
といい音がして、足に激痛が走りました。そうです。廊下の柱に、左足をぶつけたのです。
足の小指を柱や椅子にぶつけることはたまにありますが、今回はいつもと違う音と痛みがはしりました。とはいえせっかくのピンチョスを落とすわけにいきませんので、とりあえず皿を食卓に。
そして足をみたところ、左足の小指があらぬ方向へ...「ありゃ、こりゃ脱臼か骨折だな...」
なんと足の小指と薬指で、チョキができていました。
子供と嫁さんは震え上がっていましたが、その後痛みに耐えながら、ピンチョスを数品仕上げ、夕食に。「面倒だから、今日は寝て明日医者に行くかな、それでも痛みがあなぁ
...」と酒もそこそこにしていたのですが、子供が「とにかく救急車呼ぼうよ!」と叫びます。あまりに叫ぶので、仕方な
くERのある病院に連絡しました。夜の10時にかかわらず向こうも混んでいる、と逡巡していましたが、以前も緊急でかかったことがあると
言うと、じゃあとりあえず来なさいとのこと。
嫁さんに連れられ車で病院のERへ。到着後すぐレントゲンをとったころ、「見事に折れてますねぇ....」と骨折宣告をされてしまいました。その後小指の骨をくっつけるため、
医者が思いっきり小指を引っ張って伸ばすわ曲げるわで痛いの痛くないの...看護婦が、「痛いんだぁ......」と小声でつぶやいたのには、笑っちゃいましたが。
翌日も祭日で仕事は休みだったので良かったですが、それでも歩くのが不便不便。結局翌日配達のAmazonで、杖を買っちゃいました。以前持っていた杖は手が痛かったため、今回は本格的な杖を購入しました。こんなやつです。

その後2日経って、やっと連休明け。しかたなく朝から整形外科に行きました。レントゲンを撮ったところ、やはり見事に折れている状態は変わらず。しかしERの医者の措置では不十分であり、骨をもう少しきちんとはめないと、ずれたまま
くっつき、今後足に支障が出るとのこと。
医者はにこやかに、「きちんと伸ばしておきましょう。でも、痛いですよ。押さえますけど、暴れないでください。泣いてもいいですけど、気絶しないでください。」と言った後、看護婦と三人がかりで私を押さえつけ、小指を右へ左へ引っ張る引っ張る....「あれ、くっついちゃってるなぁ。」とぼやきつつ、3分ほど引っ張り回されました。気絶寸前で「あっ、真っ直ぐになったね。」と言った直後「今度は縦が曲がってるから、もう一度行きますよ。」さらに2分間、呻きまくりました。骨折したときより痛いとは...ホント死ぬかと思った....
皆様も、十分お気をつけを。