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海潜亭だより

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 【2015年1月12日】

 新年、明けましておめでとうございます。ダイビングオーベルジュ 海潜亭オーナーシェフの海潜三十郎です。

 しかし一年が経つことが、本当に早い早い。昨年は本当に本業が忙しく、海潜亭のホームページの更新 どころではなかった、というのが実感です。昨年お迎えしたお客様はたったの5組ですし、稼働も7日程度と大笑いの状況でした。今年は何とか月一はお客様をお迎えして...と考えていますが、どうなることやら。できれば来月は、河津桜ツアーを実施したいと思っていますし、懸案のダイビングツアーも実施できればよいのですが...

 とはいえまずは落ち着いて、昨年一年の写真をアップしたいと思います。

 

□お食事編  

 海潜亭定番の、ローストビーフです。低温でじっくり、ミディアムレアに焼き上げます。肉汁を閉じ込めるよう、少しだけホイルの中でお休みさせて皆様に提供します。

  これまた定番の、お刺身です。魚屋の親父は、年中無休の覚悟で頑張ってます。顔なじみなので、「××多め!」というリクエストにも応えてもらえるので、本当に有り難い限りです。

 最近のチャレンジ、テリーヌです。この正月は、5種類のテリーヌを焼いてみました。12月31日の午前中だけで5種類でしたから、ちょっとハードでした...ちなみにこの写真は左から、「テリーヌ・ド・カンパーニュ」「鶏肉のテリーヌ」「サーモンのテリーヌ」「イカとブロッコリーのテリーヌ」です。あとの一種は、デザート用の「リンゴのカスタードテリーヌ」を作りました。
 クリスマスの定番、七面鳥のローストです。大きさが分かりにくいのですが、生の状態で8kgありました。それをブライン(塩水の漬け込み)し、中に香味野菜とレバー、卵をスタッフィング(詰め物)してローストします。結果的に重さが10kg以上あるので、オーブンの出し入れで腰にくることくること...

 形が崩れましたが、サーモンのパイ包みです。魚の形に焼こうと思ったのですが、時間がなくてこの形になっちゃいました...シェフが一人ですので、時間がなくなるとこういった手抜きをします...(笑)

 若いお客さんの時には、やはりバーベキューですね。これはつけ込んだ豚のスペアリブを焼いています。このほかに鶏モモをさっと焼いて、ゆず胡椒で食べるのもお勧めです。もちろん、分厚いステーキも美味しいですよ!

 最近の奥さんの趣味が、パン焼きになったので、海潜亭のパンは基本的に手作りになっています。業務用のガスオーブンで焼くので、かりっとしていて小麦の甘みがある美味しいパンになります。お客様のお言葉ですと「どっかのこじゃれたパン屋のパンかと思った...」だそうです。ちなみに右は、クリスマス用の「シュトレン」です。

 

 最近導入した、おでん鍋です。明石の練り物を使うケースが多いのですが、本当に味があって美味しいです。ちなみに海潜亭では、鶏手羽と昆布で濃いめの出汁を取ります。ちょっと甘めですが、非常に美味!

 おでんとなると、日本酒ですよね。最近は某所に足繁く通って、あれば獺祭を手に入れるようにしています。プレミアがつくととんでもない値段になりますが、うちは定価で買っています...ちなみに一番左の「スパークリング」は、本当に美味しい!

 お正月のお節料理です。海潜亭は、奥さんが全部手作りします。購入品は、蒲鉾だけかな...ちなみにシェフは、煮染めの飾り切りと重詰め担当です。

京にんじんは梅の花に、「くわい」は土鈴の形に飾り切りします。あれ、「殺せんせー」が、いるような...

□お食事・番外編  

 隣駅の片瀬白田に、「うな瀬」という鰻の名店があります。鰻丼は当然ですが、鰻の唐揚げや南蛮漬けなど、鰻を使った各種の珍しいつまみもあります。ご希望があれば、お連れします。

 ただしお支払いは、ご自分で...

 この店でなにより珍しいのは、鰻の刺身が食べられることです。食べたことがある方は少ないと思いますが、コリコリした食感で、非常に美味です。前日までの予約が必要なので、食べてみたい方は、早めにご連絡ください。