【4/2/2005】
私が海外ツアーを行うと、かならず大地震がおきるようですが、今回の訪問地サイパンもまったく影響な無事にツアーを終了することができました。
サイパン訪問は、実は2年超ぶりでありました。経済の衰退がはげしい町だったのですが、今回は予想外に活気がありました。町中に小さい店舗が増えていたり、ガラパンのメインストリートが整備されたりと、意外と善戦しているようです。しかしその多くは韓国人や台湾人向けの店であり、観光客を相手にしているだけでなく、町に増えた工場労働者を相手にした小さな店のように感じました。
ホテルでビックリしたのは、ロシア人の多さです。モルディブでも感じたのですが、ロシアの金持ちがさまざまなリゾートに出没しているようであり、ダイビングにも進出しています。ロシア人専門のダイブショップも開店したようで、彼らの姿が多く見られました。サイパンのガイドにお伺いしたところ、ロシア人のダイビングはわがまま&短時間が特徴だそうです。(海中に入った瞬間にちりぢりに飛び散り、まとめるのが大変だそうです。またタンクがでかくウェイトも10kg以上が普通のため、ガバガバ息を吸ったあげく、20分ほどで浮上だそうです。)
ダイビングについては、サイパンらしい穏やかな海と透明度であり、楽しめたダイビングでした。初心者がリラックスしてダイビングができる、これがサイパンの良さです。大物は少ないですが、(とは言ってもマダラトビエイの群れは見る価値有り!)風景の綺麗さと透明度はやはり希有のポイントです。特にオブジャンの砂の白さと透明度の良さは、他の国では見ることのできないサイパン独自の風景でしょう。今回はだれきったガーデンイール(ちんあなご)に思いっきり笑わせてもらいましたが。
テニアンも相変わらず綺麗であり、アオウミガメののんびりした捕食を30cmの距離でずっと見られたのは収穫でした。アオウミガメにつられて、臆病なモンダルマガレイまでがのんびり動かなかったのにはビックリしましたが。
今回利用させていただいたのは、シーショアから独立したDivesite
withでした。ガイドをしていただいたDivesite
withの浦沢氏、藤江氏、どうもありがとうございました。両氏ともサイパンのガイドとしては古手であり、お客様を最大に楽しませる術にたけています。若いインストラクター独自の「のり」や、体力系ダイビングが大好きな方には向きませんが、おじさんのようにゆっくりのんびりダイビングとポイントを楽しむのであれば、絶対にDivesite
withをお勧めいたします!
ということで、ご参加者の皆様、ご苦労様でした。
P.S.このツアーの最中に、CFC(Care
For
Children)インストラクター資格も習得しました。(藤江さ ん、ありがとうございました、)近日中にベビーのダミー人形も手に入れますので、EFR
(Emergency
First Response)の新基準全コースを開催出来るようになります!お子様をお持ち のお父さん、お母さん、ぜひこの機会に講習にご参加下さい。