ダイビング中に利用できる、カメラやビデオです。海中は思った以上にたくさんの種類の魚がいますし、それこそ雑誌や水族館でしか見たことのない珍しい魚や海中生物とであうことも、まれではありません。それらを記録しておくことは、ダイビングの本当によい記録となります。
水中カメラは基本的に二つの種類に分かれます。一つは本当にダイビング専用に作られたカメラであり、水深40mぐらいまでの水圧に耐えるように作られています。しかし専用であるため、全体に大型であり、陸上での利用は向かないものもあります。もうひとつはダイビング用のカメラハウジングというものであり、これは日常使っているカメラの水中用ケースです。ハウジングはそれぞれのカメラの機種専用に作られているため、普段使っているカメラを水中に持ち込むことができます。従来は一眼レフ専用のものがおおく、専用メーカが作成した製品が中心のため価格が高いことが欠点でしたが、最近はデジカメ用のハウジングをデジカメメーカが販売しており、比較的安価に手に入れることが可能になりました。いずれの場合も、外付けのストロボやライトがあったほうが、魚などをきれいに映すことができます。
水中ビデオは上記のハウジングスタイルのものであり、普段利用しているビデオカメラを水中で利用することができます。しかし一般にかなり大型で、普及率も低いため価格が高価な点が難点です。
やがては携帯電話についているカメラを利用できるようなハウジングモデルとは思いますが、現在はまだ製品化されていないようです。(水辺で利用できる耐水圧の低いものはあります。)