【Ｏ社プロジェクトメンバー講座 最終回】
今期は毎月１回というやや長期の開催になりましたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また半年という長きにわたり講座をサポートいただきましたＭ様、毎度本当にありがとうございました。
半年という短い期間でも、世界は大きな変化をむかえます。この半年の間に日本の大手電機メーカの業績は悪化しました。タイの洪水が日本の多くの製造業の計画を狂わせ、去年は３１１と併せて大きな問題となりました。ITの世界ではクラウドとスマートフォンが急伸し、逆に受託開発の状況は日々悪化しています。
こういった日本経済やIT業界が辛い状況であっても、日々は過ぎ変化は起きます。我々はその変化におびえて萎縮するより、変化の先の世界を刮目し、チャンスの到来に向かった努力をしたほうが実りが大きいことに気づくべきです。世界は広く、無限の可能性を提供してくれます。チャンスはハートの形はしていませんが、確実に全員の周りに抜き身の方のような形でたくさん存在します。となれば我々はチャンスの姿をもう一度きちんと見直し、そのチャンスを手中に収めるべく努力を始めるべきなのです。
新しいことに取り組む際には、リスクがあります。しかしリスクが顕在化しても、必ずしも悪い影響を発生する事はありませんし、リスクを顕在化させないような対策を講じることも可能です。少なくとも若者のほうがリスクによって失う物は少ないでしょうし、リスクに対抗する力も持っています。となれば、皆様一人一人がこの先のチャンスに向かって、努力する価値があると思うのです。
今回学んだことは、ごくごく初歩的なきっかけかもしれません。しかしそのきっかけをきちんと自分のものにして努力を続ければ、必ずや皆様は大きな果実を取れることを私は知っています。
ということで、お仕事が忙しい中ご参加いただき、本当にありがとうございました。皆様の活躍を心から祈っております。
