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  • 2010年2月18日

【G社T氏との再会】

  ほんの少し前と思っていましたが、会ってみればなんと4年以上ぶりの再会になっていました。お誘いいただきましたG社T氏、本当に有り難うございました。

 久しぶりの再会でしたが、T氏の変貌には息をのみました。最後にあったときは例のSOX法がらみでお手伝いいただいていたときでしたが、その直後にコンサルティング業界に入り、荒波にもまれ、すっかりベテランのプロフェッショナルに変貌されていました。一番変わったのは、その目線です。かの昔私の師匠がいっていましたが、「プロフェッショナルを見極めるなら、眼をみろ。手練れのベテランは死線をくぐった眼をしているはずだ」といっていましたが、まさにその眼に変化していました。やはり環境は、人を作ることは間違いありませんね。しかしその穏やかな性格を維持したまま、強い気持ちをお持ちになっていることは本当に素晴らしいと思いました。

 驚いたことは、本当に私の直弟子といえるぐらい、思想や視点が似ていたことです。逆に弟子が故の直言の鋭さと遠慮なさに、久しぶりに負けました。自分自身きちんと軌道を把握しコントロールしていたつもりでしたが、根本的な考えに間違いやぶれがあることを指摘されて驚きましたし、それがすべて正しかったことに驚きました。翌日に至るまで考え込んでしまうぐらい、素晴らしい観点と指摘でしたし、その力が嬉しいと同時にうらやましく、いつのまにか力をコントロールしてしまっている自分に焦りすら感じさせられました。

 反省点としては、ただただ嬉しくて、久しぶりに深酒をしてしまったことが心残りです。最も反省したことは、うれしさと深酒に負けて、すっかり支払のタイミングを失ってしまったことです。すべての支払をしていただいたのは本当に数年ぶりであり、深く深く反省してしまいました。次回の宴は私のアカウントで、かつ私の仕切で行いたいと思っています。

 ということで、本当に遅くまでお付き合いいただき、心からありがとうございました。貴君の益々のご活躍をお祈り申し上げると同時に、勝手ながらさらなる活躍を確信しています。日本を変えるのは、貴君のようなプロフェッショナルであることを痛感した一夜でした。

 私も、頑張らなければ....