【Ｏ社 懇親会】
新人研修の前の忙しい時期でしたが、ご参加いただきましたＭ様、Ｋ様、遅くまでお付き合いいただきまして本当に有り難うございました。今回の宴をコーディネートしていただいたＲ氏にも感謝いたします。
今回の趣旨は今年度の新人研修に向けた懇親会ということでしたが、私としては本当に実りのある一夜となりました。というのも今回の研修に向けていろいろと動きがあり、本当に私自身が登壇してもよいのか、またどのような視点と立ち位置で講座を行えばよいのか、疑問が大きくありました。その不安と焦りが解消できたことは、本当に私にとって意味のある一夜でした。
私自身、新人研修は目先の技術習得だけをすべきではないという考えを持っています。明日からの仕事に役立つ技術やテクニックを学ぶことは大切ですが、それ以上に新人のビジネスパーソンとして知るべき常識や、広い世界を見る視野を教えることが大切と考えています。それは新人の時期にしか学べないことですし、そこで将来を考えるキッカケを持つことが、鬱などの可能性を低減すると信じています。
経済状況が悪くなると、夢や理想より現実の世界を論じたくなります。ありえない夢や実現出来もしない理想を吹くよりも、とりあえず明日の飯代を稼げという気持ちもわからないではありません。しかし歴史が証明するとおり、夢がある社会は幸福ですし、夢があるからこそ発展するのです。かつて圧政によって人々に夢を描かせなかった国は決して栄えることはありませんでしたし、明るい夢を人々が描けば、それは多くの国で実現されてきたのですから。
ということで本当にお忙しい中お付き合いいただきまして、有り難うございました。いよいよ始まる新人研修、迷いを振り切って全力で実施したいと思います。
