【O社 ITコンサルタント育成講座 最終回】
10日間にわたり長期の講座でしたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また高額講座にもかかわらず毎年開催をご企画いただいておりますMコンサルティング部長様、講座担当のM様、本当に有り難うございました。
年々激変するビジネス環境は、この一年間さらなる加速を進めています。BRIC’sやNext
11という新興国の勃興はいうまでもなく、資源ナショナリズムとサブプライム問題に端を発した資源や原材料高騰、非正規雇用者問題や管理職残業、心身症といった労働環境の変化、怒濤のごとき新しい情報技術の登場など、さまざまな要素がビジネス環境を変化させています。
このような変化の中で、多くの企業が今後どのような行動に出るべきか、正直迷っています。どのようなビジネスに特化していくか、その反面どのような新しいビジネスチャンスをつかむか、さらなる合理化に向けて何から手をつけるべきか、これまで培ってきた組織や人事育成に対して今後はどのように取り組んでいくか、すべて迷いの中です。しかしどのような行動に出るにせよ、そこにはかならずITが必要となります。それも陳腐な焼き直しではない、戦略的ツールとしてのITが必要になるのです。そのITを利用したさまざまなアイディアを、企業は必死に求めているのです。
人間は無限の可能性を持っています。その可能性を限定するのは自分であり、可能性を追求する限りかならず新しいアイディアが生まれます。皆様は個々で学んだことを足がかりにひたすら目を鍛え、変化の中で少しでも可能性を広げるアイディアを追求して下さい。それは企業のためだけでなく、その企業が提供するサービスによって社会に貢献でき、同時に自らを潤します。あきらめず、さりとてあせらず、一歩一歩努力を始めて下さい。皆様が世の中を少しづつ変え、やがてまた日本が世界のITの中心になることを私は信じています。
また講座後の突然の打ち上げ、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。特に大阪等各拠点から出張でいらっしゃっていた皆様、本当に遅くまでご苦労さまでした。通常翌日が業務の時は酒を飲まないのですが、ついつい皆様の勢いにつられて飲んでしまいました。いやぁ、翌日の新人研修がきついこときついこと...
ということで、皆様のご検討を心からお祈りすると同時に、アドバンス編講座での皆様との再会できることを楽しみにしております。