【N社新人 凱旋帰国祝賀会】
早いもので皆様と出会って4ヶ月、ますます成長した皆様の姿を拝見し、老頭児(ロートル)の私には嬉しい限りの集まりでした。インド帰りの引き締まった顔を見せてくれた方、職場に配属され、ビジネスパーソンとして輝く姿を見せてくれた方、今後の仕事に不安を持ちつつもまだまだ研修に明け暮れる方、すべての皆様の明るい顔が、何よりのご馳走でした。本当に皆さん、集まってくれてありがとう。
日々の経験は皆様を確実に鍛えます。しかし同時に皆様の心を削り、アイディアや疑問を封じ込めようともします。仕事の厳しさと残業の多さはなりたい自分を忘れさせ、ひたすらなれる自分に皆様を仕向けます。
しかし仕事になれることは、仕事を制することを意味します。仕事に制されることは慣れとはいわず、かまけるといいます。仕事に個性を奪われ、いつしか夢のない若者になる。これだけは絶対に避けなければなりません。一度負けてしまえば、再び同じ状態に戻るために多大な努力が必要になりますから。
私に言えることは、ただひたすら努力をするだけでなく、常に自分を中心に考えろ、ということです。自分を中心に考えることは、決して独善や我が儘を意味しません。自分の成長が友人や先輩を助け、上司を助ける。他人が自分を鍛えてくれるのではなく、自らが他人の中で鍛えなければならないのですから、これがまさに自分を中心に考えると言うことです。そのためには常に、自らの最大限の成長を志向する必要があることを肝に銘じてください。
ともあれ本当に申し訳なかったのは、最後まで貴君らとつきあえなかったことです。さすがに翌日は早朝から仕事が入っていたため、1次会のみで失礼させて頂きました。S嬢、次回はしっかりとプリクラを撮りたいと思いますので、またお誘い頂ければ幸いです。しかし私の姿が写ったプリクラじゃ、記念ではなく魔よけにぐらいしかならない気がしますが....
ということで皆様、今後のますますの活躍をお祈り申し上げます。体力を過信せず、心を壊さず、さりとて体験のみで馬齢を重ねることなく、頑張ってください。なれる自分ではなく、なりたい自分になることを心から願っています。
それでは、近々再び皆さんとお会い出来ますことを切に願って。 (けど次回は、翌日が休みの日を選ぼうね。(笑))
P.S.インドみやげのターバン帽、有り難うございました。家族でひとしきり受けました。これからの 事務所来訪者の反応が、とても楽しみです!