【F社 IT技術者のための提案書ノウハウ】
二日間の駆け足の講座となりましたが、ご参加の皆様、本当にご苦労さまでした。
この講座も、おかげさまで足かけ10年以上続いております。私としては皆様に少しでもノウハウが伝わり、IT業界全体の提案力が向上することを祈っております。しかしながら私自身の実力不足で、その思いのみが空回りすることがあり、皆様にお伝えしなければならないノウハウが本当に伝わっていない感じが常に残っています。もう少しだけ時間を、もう少しだけ具体的に、という気持ちは常にあるのですが、なかなか予定された時間の中では伝えきれないことろもあり、自分の実力不足を感じさせられます。今回も全力で努力したつもりでおりますが、皆様が一つでもヒントを得られたことをお祈りしております。
今回は、アゼルバイジャン共和国からの受講者様のおかげで、本当に気持ちが引き締まりました。生まれて初めてアゼルバイジャンの方にお会いしましたが、驚かされることの連続でした。漢字の読み書きができる外国の方は本当に珍しいですし、自分のメモも含めて完全に日本語で対応していたこと、その漢字のレベルが高校生並みであることなど、さらにそれらを大学の4年間で体得していることなど、本当に驚かされました。その熱心に学ぶ姿勢は、私自身の姿勢を正せるほど真剣なものでした。
彼女によると、アゼルバイジャンから日本に来ているのは、25名程度だそうです。もとソ連であるこれらの国にも、本当にたくさんの優秀な方がいらっしゃることを思い知らされましたし、そのチャレンジする精神を我々も学ばなければならないと強く感じさせられました。今後の日本生活が、本当に楽しく実りあるものであることをお祈りしておりますし、我々も彼らの滞在が少しでも楽しくなるよう努力したいものです。
ということで、皆様、本当にご苦労さまでした。