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  • 2006年9月16日

【O社 ITプロフェッショナル育成講座 最終回】

 短くも長い講座でしたが、ご参加頂きました受講者の皆様、本当にご苦労さまでした。また講座全体の運営をお願いしたH様、ならびに三連休の初日にもかかわらずレビューにご参加頂きました上司の皆様、本当に有り難うございました。

 短時間にたくさんのことを学び、さらにそれらを実践しなければならない過酷な講座、皆様にとって非常に辛かったと思います。最後のケーススタディについても、時間の限られた中で成果を残さなければならず、本当に大変だったと思われます。しかしこれらの経験が、今後の上流工程の活動において必ずや役に立つことを私は知っています。今回学んだことを忘れることなく、少しずつ必要な知識を蓄え、実践に利用出来るよう努力を重ねて下さい。

 しかし最終のケーススタディは、例年になく白熱しました。どのチームの成果物も精度が高く、努力の跡が非常に見られました。受講者の皆様、講師、レビューアである上司の皆様の評価が割れたこと、これがいかに各グループが努力したかを示しています。限られた時間の中での作業であったため、講座の成果を十分には生かせなかったかもしれません。しかしご自分の中の、不足は確実に見つかったと思われます。謙虚に不足を反省し、今後も努力を続けて頂きたいと思います。

 最後になりますが、皆様の実力を高めるために表現力の練習をお勧めします。皆様の提案書を拝見する限り、せっかくのアイディアを顧客に伝える力、すなわち表現する力が不足しております。これを補えば、上流工程の成果がきちんとお客様に伝わり、皆様が一人勝ちすることも夢ではありません。

 ということで本当にキツイ研修に最後までご参加頂き、有り難うございました。機会があれば、打ち上げができるといいですね。その時に皆様とお会い出来ることを、楽しみにしております。