【O社 能力向上支援研修】
厳しいスケジュールでキツイ内容の講座でしたが、受講者の皆様、最後まで本当にご苦労さまでした。また講座を運営していただきましたS様、本当にご苦労さまでした。
皆様の前に立つ時、私の心は揺れます。私が何を伝えられるのか、私は皆様に何ができるのか。かつて私は、皆様の側にいました。現状の不満と尽きない不平、理解されない苦しみと上司や周りの贔屓やへつらい。自分に自信を失うと同時に、日々の摩擦ですり減り、外に目を向けなくなる自分がいました。現状を作り出しているのは周りであり、自分はその被害者である。自分だってチャンスがあれば活躍出来ると信じる反面、たくさんの理由を付けて何も努力をしない自分がいました。つまり、レールを切り替えられなければ、私は絶対に皆様側に座っていたのです。
しかし私は、レールを切り替えました。過酷な労働の中で精神と肉体を消耗し、新しい環境でも過酷な運命にさらされたとき、もう何も不平は言わない、人のせいにはしない、できることをただ単純にやろう、一度決めたことは守ろうと自分に誓いました。ただただ愚直に、自分に正直に努力を行いました。
レールは切り替えられます。それはいつでも可能です。大切なのは自分。時の流れの中でいつしか忘れてしまった自分をもう一度思い出し、なれる自分ではなく、なりたい自分になれるようチャレンジを開始して下さい。年齢は肉体に過酷ですが、その心には何の影響も与えません。できない理由を探すのではなく、できる方法を探して、一歩一歩また歩き始めて下さい。ご自分の信じる道を、ご自分の信じたとおりに。
皆様の再起と、輝かしい未来を心から願っております。