11月第二週目のWeekly reportです。
6月末から続いたピークがどうにか終了し、今週からほっと一息の毎日です。とはいいつつも、この数ヶ月貯めに貯めたデスクワークを片付けるため、本当に休めるのは12月末になってからになりそうですが、肉体的なピークは少なくとも下がるはずです。
ご存じの方もいらっしゃいますが、若かりし頃あまりに長時間残業&緊張感の高い仕事をしていたときに、私は心を壊しました。今考えればなぜあんなに簡単に....と思いますが、事実精神的に不調な時期を過ごしています。昔の仲間は「毎日死にそうな顔をしていた」といいますが、本当にその時期がありました。
このところの忙しさで、この数週間同じ状態が続いたため、またまた精神的に不調になっていました。この木曜日は本当に危なくて、初期鬱状態が完璧にでていましたね。私は強迫性障害から鬱に移行するタイプのようですが、今回はそれほど強い強迫性障害は出ず、単に初期鬱状態になりました。具体的には意欲低下、肉体疲労、そして一番まずいのは消滅願望でした。これは「いなくなってしまいたい」「消えてしまいたい」という精神状態が続くことで、結果的に出奔や失踪、最悪は自殺願望に至ってしまうそうです。私自身一番最初の会社を辞めたのはこの願望が強くなったためであり、その時は「こりゃもうだめだ」と会社員を諦めました。(表参道で助けてくれたお祖父さん、ほんとうにありがとう!)
今回も木曜日にこの気持ちが頭の99%を占めるようになり、残りの1%で仕事をこなしているような状態になりました。金曜日の午前中もひどかったのですが、やはりピークは木曜日でしたね。私の場合は、鬱状態が続くとまわりの状況が把握できなくなります(見ているのに周りが見えない)し、特に音が聞こえなくなるようです。反面人の目がものすごく恐ろしく、ちょっとこっちを見ている人がいるだけで不安になり、その不安が数時間続きます。慣れていると言えば慣れているのであまり何も考えませんが、よく考えればその状態でよく人前で話す仕事ができるもんだ、とあきれることもありますね。この状態でも仕事ができるようにしてくれたのはやはり師匠のおかげであり、その意味でうちの師匠は偉大だったと思います。(師匠はアスペルガー症候群でしたが。)
しかし冷静に考えると、今回の状態はひょっとすると「初老性鬱による気分障害」か「男性更年期障害」だったのかもしれません。(笑) ひどいときは昔と同じ症状と考えがちですが、どうも年齢による落ち込みが原因だったかもしれませんね。となると、単なる加齢が問題?と考えてしまいます。子供の頃から自律神経失調症がひどく入院までしていますから、やはり本質的にどこか問題はあるようですし、それが年齢を重ねても表に出るようですね。
いずれにせよ気分障害があるときは、ストレスを減らす努力が必要です。私自身は自分に入る情報量を多くすることがストレス解消になります。その意味で一番情報量が多いのが自然界であり、私にとっては海中が一番なのかもしれません。地上ではお目に掛かれない種類の生物が海中には生息していますし、それら一つ一つがこちらの想像を絶する動きをします。さらに水は流れ、温度を持ち、光を反射します。その上それらの生息環境である地面も、地上ではあり得ない形や色をしていますから、その情報量はあり得ない良となります。さらにその中で最優先すべきことが「呼吸」であり、それを忘れますと確実にあの世行き、という状況が、私の心を休めるのかも知れません。だからこそ、私は疲れると南の島に逃げたくなるようです。
現代の緊張感の高い社会で、皆さんも心に何らかの負担をかけています。問題はそれに気付くか否かですし、気付かない場合に重篤な事態を引き起こします。したがって常に自分の状態を意識し、精神・肉体とも健康でいられるよう皆様もご自愛召されることを心から願います。
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今週面白かった日経産業新聞の記事は、以下の通りです。
・シスコ インドIT二社と提携
・MECARO社のスパイラル型風力発電機
・岡崎市民病院の国際標準フォーマットを使った情報共有
・IT機器 膨らむ電力消費
・ソフトバンク 中国アリババと新会社
・アドビのAir
・NOVA譲渡先決定 ジー・コミュニケーション
さて来週は、どんな一週間なのでしょうか。