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Weekly report
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 November Fourth week

 11月第四週目のWeekly reportです。

 この週末は、事務所の大掃除に終われております。12月は再び繁忙期に入るため、年末になる前にということで先週に引き続き事務所掃除を行っています。現在定期購読の雑誌だけで25種類ぐらいあるため、その処分で死にそうになりました。総重量は100kg以上あったとおもいますし、それ以外に多様な製品の段ボールを処分もしなければならず、ホント死にかけました。昨日は新しい書庫を二つ導入し、夕刻より書籍の移動を行っています。机回りの整理にたどり着くのは、いつの日なのでしょう。たった1年でこんなにもゴミがたまる現実に、ホントげんなりしました。

 粗大ゴミも何個かでたため、市の収集場にもちこみ処理してもらうことにしました。その中の大物が小型コピー機です。独立当初に購入したものですが、さすがに15年以上使ったため経年劣化も激しく、さらにはBrotherのFAXプリンターを導入してからはほとんど利用していないものでした。

 処理場について申請すると、「コピー機は事務用になるので引き取れない」との判断でした。ではどこで処分をしたらよいのか、と尋ねると、市のほうではわからないとのこと。業者を教えてくれないか、と尋ねても、それらの斡旋は市ではできないの一点張り。こうなると持ち帰るしかありません。ちょうど処理場の横は雑木林。しかたがないからここに置き去りに、という気持ちを持つ方も少なくないように感じますし、不法投棄の原因の一端が見えた気がしました。

 現在は家電製品、PCのように処分のためのリサイクル料金を負担される商品が生まれています。しかし同時に、今回のコピー機のように、行政機関では処理できない機器も存在するのです。会社ではない家庭のゴミであり、その入手先の会社ももはや存在せず、また廃棄方法も不明である。有償・無償を問わず行政が明確な指針をもってこれら廃棄物の問題に取り組み指導をしない限り、今後より多くの不法投棄が繰り返されると思います。廃棄物とせず資源化を狙うのならば、それ以上に強いイニシアチブをもって、これらの問題を解決する具体的方法や施策を行政が示す必要があるように感じました。少なくとも、製造メーカはその回収の方法を具体的に示す必要があるようには感じます。トナーやインクのリサイクルやリユースはするのに、本体は知らない、というのはあまりに無責任に思えます。

 ちなみに件(くだん)のコピー機ですが、もちろん雑木林に置き去りにはしていません。事務所に戻った後ホームページを探しまくり、処理業者を見つけました。そのうちのいくつかには断られましたが、近所のおじさんがやっている産業廃棄物回収屋さんに聞きましたら、たった二千円で引き取ってくれました。めでたし、めでたしの一幕でした。

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 今週面白かった日経産業新聞の記事は、以下の通りです。

 ・アドレス枯渇 「分断」招く
 ・三洋の「エネループカイロ」
 ・情報システム各社 好業績
 ・トレーが引っ張り 客席に店員誘導
 ・ボーイング、「787」納入延期
 ・可視光通信光見えず

 さて来週は、どんな一週間なのでしょうか。