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Weekly report

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 January Third week

 はやくも今年も1/24が過ぎてしまいました。

 バイデン大統領の就任を目前に、俳優のアーノルド・シュワルツネッガー氏が強烈なトランプ元大統領批判を行いました。

 https://www.youtube.com/watch?v=x_P-0I6sAck&feature=emb_title

 シュワルツネッガー氏は、トランプ元大統領同様共和党員です。しかし米国議事堂の襲撃を煽ったトランプ元大統領を強い口調で断罪し、民主党のバイデン大統領が民主党や共和党の壁を越えてアメリカの民主主義を実現することに強い期待を示しています。トランプ元大統領のウソが、多くの国民を誤った方向に先導したことを第二次大戦時のナチスへ同調させられた自らの父親に重ねて批判しています。

 この映像の素晴らしさは、政党を超えた民主主義の重要性を訴えていることであり、選ばれた者は政党や支持者のためではなく、国民のために奉仕すべきという主張です。これを敗北した政党を支持し、その政党からカリフォルニア州知事にまでなったシュワルツネッガー氏が主張している点が本当に素晴らしいと思いました。

 これだけの実行力と支持を得られる政治家が、我が国にどれだけいるのかを本当に考えさせられてしまいます。自らの支持率だけを気にする首相や、政党を支持する者の利権のみを考える政党、国家的な危機の中でも国民には強い口調で自粛を要請しながら自らは上級国民として深夜の宴会を繰り返す政治家や官僚はこの映像をどうみるのでしょうか?国民の生命を長期にわたって危険にさらすキッカケとなりかねないオリンピックの開催をヒステリックに主張する政治家や関係者は、奉仕者としての意識をもっているのか本当に疑問になります。

 いい加減日本国民はお上の意識を変革し、国や自治体は国民のために存在し、そこに従事する人間はすべて国民に奉仕する公僕であることに気づかなければなりません。同時に国民として義務を果たし、他人の権利を侵害しない道徳心を持った人間のみが国や自治体からの適切なサービスを受けられるように制度や意識を変えなければならないと思います。コロナなど風邪やインフルエンザと変わらないからとマスクをしないことを声高に主張する人間は、新型コロナウイルスに罹患しても保険を使った一切の治療は不要、自己責任で罹患したのだから国民としての義務を果たした人間すべての治療が終わった後に治療してもらえればよい、と宣言してほしいと思っています。国民の義務を果たさない以上、すべての公共サービスを受けることはできないようにすべきですし、自己責任ですべてを解決してほしいと思っています。

 逆に国民としての義務を果たした人間は、不安なままの自宅待機を強いるのではなくきちんと入院等をさせるべきです。マスクや消毒など新型コロナウイルス罹患の可能性を徹底的に減らし、不要不急の外出を控えたにもかかわらず罹患してしまった患者には、あらゆる医療サービスを国や自治体は提供すべきと考えます。

 オリンピック推進論者や楽観論者がいかに主張しようとも、医療体制の逼迫と経済の疲弊は当面続きます。だからこそ国民一丸で乗り切ることが必要となりますし、だからこそ国民としての資質と義務が重要になると私は考えます。