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Weekly report

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 September First week

 今年も早9月になりました。新型コロナウイルスは予想通り下期も影響しそうな中で、今年も残りが1/3になってしまいました。毎度思いますがこの速度で日々が過ぎれば、あっという間に棺桶の中のように思いますし、そうなる前にもうすこしだけあがいて世の中に何かを残し、少しだけ楽しい日々を送りたいと心から願っています。

 さて今週は、迷走台風が日本を襲いそうな雰囲気です。当初は西に向かって進行していた台風号ですが、先週末になって進路を変更し、日本に向かって北上を開始しました。その勢力は金曜日時点で920ヘクトパスカルと猛烈であり、列島に大きな影響を残しそうです。前線に対する刺激も大きいようであり、各地で大雨が続いています。地球温暖化によって海水温が確実に上がっていますので、こういった状況は今後も続きそうです。

 さて先週1日は防災の日であり、台風を含めた自然災害に対して準備を行うことを思い出させてくれます。この20年は地震の恐怖が大きかったように思いますが、地球温暖化によって大雨が増えて洪水の危機も高まっていますし、今回の台風の風による被害や猛烈な降雨量による土砂崩れのリスクも高まっています。国や自治体も積極的な対策を講じてはいますが、いざというときはやはり個人の準備が基本になります。国や近隣自治体による支援は最低3〜4日かかりますし、その間に最低限の食料や水、薬が必要となります。いったん有事になるとさまざまな対策グッズは市場から枯渇しますから、できるだけ平時の今準備をすべきですし、こういった機会に賞味期限や耐用年数を確認し、新しいものと交換する必要があります。

 私もこの2年半熱川の避難生活を続けていますし、年齢的にもう神奈川を拠点とすることはないように思っています。もちろん神奈川の自宅を引き払うつもりはないためそちらの準備は必要ですが、いよいよ熱川も準備を行っています。熱川は市街地まで車で10分ほどかかりますし、歩いて往復することは事実上困難です。となると神奈川の自宅よりもより多くの物資を準備するようにしています。また熱川は未だに停電が多いため、そちらの対策も必要になります。数年間の台風では24時間以上停電が続きましたし、冷蔵庫はもちろん部屋のシャッターをあけることができず本当に困りました。現在はガソリン駆動の発電機も用意しましたので、1〜2日であればどうにか耐えることはできそうなところまでは来ました。しかし停電ですと近隣の通信設備がダウンする可能性があるので、本当に情報がとれるかは不安なところです。

 また近隣に若者が少ないので、有事の際の人手も難しいところがあります。住民が少ないため支援も後回しでしょうから、家屋の倒壊などの際に近隣でどのように支援を行うかも本気で考える必要があるようです。

 何も起きない事が理想ですが、それを前提に準備をしないことはやはり危険です。年々衰える体力を考えても、もう少し自動化や動力化の方法がないかを真剣に考えざるを得ない状況になってきたように感じています。