Onomura SCuba diving Office

 

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  • ダイビングに関する様々なご質問にお答えします。追加のご質問は、osco@osco-japan.comまでどうぞ。

 

Q ダイビング器材が壊れて、水中で事故になるケースはないのですか?

A 器材の整備が悪いと、まれにダイビング器材が故障するケースはあります。一番多いのは、タンクとレギュレータやゲージを結んでいるホースの破裂でしょう。ほとんどの場合は地上でタンクのバルブを開けた際に、「パン!」という音を立ててホースが破裂します。この場合はバルブを閉めて、レギュレータを交換するしかありません。最悪なのは水中で破裂することです。タンクのバルブを閉めますと呼吸ができなくなりますし、レギュレータのホースが破裂した場合はセカンドステージまで空気が来ないため、どちらにせよ呼吸はできません。その場合は、予備の空気源(オクトパス)をつかって呼吸を続けましょう。かなりの速度で空気は抜けていきますが、そこからゆっくり浮上する間ぐらいの空気は普通もつと思われます。焦った場合は、バディのオクトパスを利用してもOKです。呼吸が確保できたら、速やかに浮上することが望ましいと言えます。

 あとはレギュレータのセカンドステージ(口に当てて空気を吸う部分)の故障があります。しかしセカンドステージは設計上、故障した場合はフリーフローするようになっています。つまり空気が出なくなるのではなく、出続けるのです。オープンウォータの講座中に必ずやりますが、その場合はマウスピースの半分だけをくわえ、あふれ出る空気をすするように吸うと呼吸を続けることができます。そうやって浮上するか、さっさとオクトパスをくわえ直して呼吸をするかは、皆さん次第です。(私は難しいことをするのではなく、楽な方法を利用するようにしています)

 こういった事故を発生させないために、器材を年に1度は専門家の手でオーバーホールしてもらう必要があります。私がレンタル器材をお勧めしないのは、こういった事故が相対的に発生しやすいことにあります。レンタル器材は使用頻度が高く、利用方法が荒いことが多いため、どうしてもこういった事故の確率が上がってしまいます。怖い思いをしないためにも、器材は自前のほうが安心とは思います。

Q ダイビングは、何歳から始められますか?

A 各指導団体によって異なりますが、多くの団体が10歳を最少年齢としているようです。8歳から可能なコースもありますが、実際海洋である程度の深度でダイビングをするとなると、10歳が下限でしょう。

Q 1日に何本ぐらいまで潜れるのですか?

A これも各指導団体によって異なりますが、基本的には1日最大3本を推奨しているようです。ただし海外リゾートのダイブクルーズなどでは、無制限や1日5〜6本としているところもあります。基本的には本数を潜るほど減圧症のリスクが高まるため、できるだけ3本以内に納めるほうが、健康には良いといえるでしょう。