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Book review
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コンサルタントの時代 (1/5/2004) 

 鴨志田晃 著 文藝春秋(文春新書) \680

 現役コンサルタントが書いた内容の割には、偏りが比較的少なく、コンサルティング業界やコンサルティングという職業について比較的理解しやすい書。コンサルティング会社が部門を新設した場合、どのような考え方でコンサルティングサービスを展開するかを説明している点は、非常に面白かった。また最近の書籍では珍しくゴールドカラーについて触れている点も、面白かった。(かつてこういう定義があったなぁ、今もこの定義は生きているのだろうか...)ITコンサルタントだけでなく、コンサルティング業界や業務について実態を知りたい方は、お読みになっても損はないと思う。

 

ウケる技術 (1/15/2004) 

 小林昌平・山本周嗣・水野敬也 著 オーエス出版  \1,500

 日常会話のなかで、いかにして相手に「ウケる」かを、マニュアル化した本。日常会話の笑いをここまでマニュアル化した、という点は評価に値する。しかし笑いこそ、マニュアル化が一番難しい部分のはず。前書きにあるとおり、いかにして「アドリブ」をいれられるか、これが勝負であろう。しかしこんな本を読む人間がいるのだから、いかにこの世がマニュアル化してきているのかよくわかる。これを読んだ私は、いったい何者なんだろう....

 

熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理  (1/28/2004)

 トム・デマルコ/ティモシー・リスター 著  伊豆原弓 訳 日経BP社 \2,200

 デマルコ先生待望の新刊!!今回はプロジェクトにおけるリスクマネジメントに関する書籍である。残念ながら立った今入手したところなので、書評はこれから。できるだけ早期にコメントするようにします。