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■サーバント・リーダーシップ (7/27/2004) 




ジェームス・ハンター PHP研究所 \1,400
いやぁ、もうなんといったらいいのか、情報量が多すぎて凡庸な私の脳みそが処理不能になっています。この数年疑問に思っていたさまざまなマネジメントに関する疑問や問題を解決するヒントを、一気に提示された気分です。1ページ1ページの情報量が多いため、ほんとにお買い得!!
書籍の内容は、マネジメントのあり方を最近はやりの小説仕立てで説明したものであり、特に優れいているというわけではないのかもしれません。しかし私の疑問や問題を解決するヒントは多すぎて、ホントに久しぶりにしびれた書籍でした。「話を聞く」というたった一つのマネジメントポイントについても、自らにあてはめて耳の痛いこと痛いこと...バカにしていたマズローまでこうも明確に説明されると、ホントに参りました。
これだけの情報を、どのぐらいかけたら自分自身咀嚼できるのか、これが切実な問題です。しかしプロジェクトマネジメントのあり方が、徐々に見えてきた感じがしてきました。マネジメントのあり方に悩んでいるマネージャさんに、久々のお勧め!!
■ソフトウェア管理の落とし穴/プログラマーの復権 (7/5/2004) 



エドワード・ヨードン 新紀元社 \3,200/\3,000
かつてトッパンで出版され、トッパンが出版事業撤退後絶版となり、ネット書店cbook24が復刊し、さらに絶版をへて、なんと新紀元社から再版になった名著、ソフトウェア管理の落とし穴/プログラマーの復権です!ITの先駆者であり情報工学の大家であるエドワード・ヨードンが、1990年代に予測したITの方向性を記した本であり、私自身、すごく影響された本です。巻末には、最新の参考図書も一覧となって付記されていますので、この手の本が好きな方には、本当によい指針となります。(しかしほとんど翻訳されていない.....) 両方の書籍を読むことで、今後のIT業界を考えるヒントとなりますし、このヒントを元に私自身道を選んでいるきらいがあります。ITについての方向を考えるとき、絶好の指針となりますので、お好きな方は是非どうぞ!!
しかしヨードンのホームページ(http://www.yourdon.com/)にあった、Byte Wars: The Impact of September 11 on Information Technology、英語ができないくせに読んでみたい...という衝動に駆られています。誰か、翻訳しません??