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■マンガでわかる上司と部下の職場系心理学 (6/8/2006) 

衛藤信之、ナカタニD. 実業之日本社 \476
最近はやりのコーチングの本ですが、書店で買うのが気が引けるぐらい派手な想定の本であり、開くとますます気が引けるマンガ仕立ての本です。
ともあれ内容は、至極まとも。下手なコーチングの本を読むより、ずっと理解しやすく納得出来る内容です。具体的シチュエーションをマンガで示すことが、正直これほど効果が高いというのは驚きでした。それぞれのシチュエーションマンガのあとに、ポイントを示したコメントもあり、コーチングの基礎をざっと学ぶには最適な本とおもいます。
しかしどうでもいいことですが、著者の衛藤氏にも私同様あやしいヒゲが生えています。なぜヒゲがあると、こうも怪しく見えるのでしょうか?
30分でコーチングの基礎が学びたい方に。
■想い 三茶の焼き肉、世界をめざす (6/1/2006) 

西山知義 幻冬舎 \1,500
皆さんご存じの牛角という焼き肉屋さんの社長である、西山知義氏(現レックス・ホールディングス代表取締役社長)の半生記です。牛角の存在を知らない方はいらっしゃらないでしょうが、旧レインズインターナショナルがam/pmや成城石井、土間土間やレッドロブスターをやっていることは知らない方もいらっしゃるかもしれません。
レインズは、際コーポレーションと並んでコンサルタントとして非常に興味を持っていた会社であり、その社長の本ということで出版後すぐ購入しました。しかしいわゆる自伝のため後回しにしていたのですが、風邪でダウンしている床で久々に涙がでるような内容でした。同様の本は結構多く出版されているのですが、そのタイトル通り「想い」がきちんと表現されている本は、比較的少ないように思います。その半生記はともかく、ビジネスに対する基本姿勢や経営とは何かという基本を学ぶ意味では読む価値のある書籍ですので、お好きな方はお読みになっても損はないと思われます。
ベンチャー企業の社長の想いを知りたい方に。