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■キラー・リーディング (9/23/2007)
中島孝志 実業之日本社 \1,500
タイトルに惹かれて読んでみましたが、私が講座で話している本の読み方と共通する部分が多かったのでご紹介です。
タイトルの通り、読書法に関する本であり、正直この手の本は一杯売っています。それでも書籍の帯に「年間3000冊読破」とあったため購入してみましたが、ま、皆さんおんなじようなやり方をしているんですね、というのが実感です。この方は「速読」「多読」「省読」と名付けられていますが、やはり書籍を多く読む方は早く、一部を、たくさん読んでいますし、目次から発展した読み方などをやっています。最後から読む、なんて怪しいやり方も提唱していますので、私のやり方とは違う部分もありますがそれなりのヒントにはなるでしょう。しかしこの本、本当に「速読」向きです。私は3〜4分で読めました。(笑)
読書法のヒントを得たい方に。
■知的な距離 (9/23/2007)
前田知洋 かんき出版 \1,300
マジシャンの方が書かれた本であり、ちょっと面白かったのでご紹介です。
この方はクロースアップマジシャンといわれる分野の、観客のそばでマジックを行うスタイルを取ってらっしゃるマジシャンです。したがって観客との距離感やその距離の持つ意味を、良く理解されているようです。その知識を元に、我々ビジネスの世界でも活かせる他人との物理的距離の持ち方について様々な説明をされています。
私自身講座をやるため、受講者との距離感を常に意識しています。したがって参考になる部分も多かったですし、皆様にとっても会議やプレゼンテーションなどで使えるヒントが見つかるかも知れません。なにより距離感(間合い)の持つ意味が理解できるだけでももうけものと思います。
物理的距離感のヒントをつかみたい方に。