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Diving Auberge UMIMOGURY TEI
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海潜亭だより |
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【2013年5月13日】
ダイビングオーベルジュ 海潜亭オーナーシェフの海潜三十郎です。
今年に入ってからもいろいろと多忙であり、熱川そのものに行ける回数が減っています。とはいえその暇を縫いながら、懸案のウッドデッキ再生を図りました。いやあ大変大変、かなりくたびれましたが、どうにか先日完成しました。せっかくですので、その記録を残したいと思います。
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これが懸案のウッドデッキです。海潜亭の裏の雑木林にあり、勝手口から上がれるようになっています。しかし長年メンテナンスされていなかったため、床板が完全に腐食し、簡単に床板を踏み抜けます...
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手すり下にベンチもついていたのですが、とっくに朽ち果て無くなっていました。
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見かけ以上に、朽ち果てています。材木が腐っているだけでなく、相当に虫も食っています。カブトムシらしき虫の幼虫が、やたらと住んでいます。
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真ん中にあるのがテーブル兼バーベキュー台。重さが100kgぐらいあり、これの撤去だけで100万円ほどかかるそうです。
しかもふざけたことに、朽ち果てた床板の上に直接載せてあるため、いつ落下するかの時限爆弾状態です。落ちれば確実に、下の家を破壊します!
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撤去だけで100万円、さらにウッドデッキの修復に数十万円かかるという見積がでました。結局今回自分で修復をすることになったのですが...バーベキュー台を個人で撤去することは難しいため、テーブル代わりにそのまま残すことに。
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思い切って、床板すべてをはがしました。フレームは鉄骨で丈夫そうでしたが、錆が酷い状態でした。下の子と一緒に、一日がかりでグラインダーとスクレーパーで錆を落とし、防錆塗料を塗りました。しかし不安定な足場で100kgのバーベキュー台下の床板を抜き、さらに上手に鉄骨に載せることの難しいこと難しいこと...私、とび職も出来そうですわ...
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ちなみに剥いた床板、重さで400kgばかりありました。その床板を担いで60段ほどの階段を上がり、駐車場に並べましたが、近年まれに見るキツさでした... その上、産業廃棄物ですので処分料金が高い高い...
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いよいよ床板を本格的に貼ります。基礎も含めて、今回はウエスタン・レッドシダーを利用しました。一般の材木よりは遙かに防腐性、防虫性が高いようなので、
今度は朽ち果てるまでに時間がかかるでしょう。私の存命中ぐらい、もたないかな...
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電動工具を使いまくりましたが、やはり1日以上の時間がかかりました。ともあれどうにか貼り終えたため、その後防腐剤を塗りました。これで床を踏み抜くことは、なくなりました。
- これも日が、気持ちいいです。樹木の天蓋がありますから...
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周りにベンチをつけ、やっと完成! ベンチの形がまたまた微妙な上、釘の頭を座面にでないよう加工したので、ベンチ貼りだけで2日ばかりかかってしまいました。ともあれ、これで、とりあえずこのデッキでも遊べます。左の写真にモデル(?)をおいてみましたが、ベンチの一辺だけで余裕で4名座れますから、20人ほどデッキ
のベンチで座れます。
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この次は、バーベキュー台のメンテナンスです。実はタイル張りなのですが、経年劣化で相当に痛んでいますので、出来る限り磨いて綺麗にするつもりです。また前の所有者がバーベキューコンロ上のふたのタイルを割ってしまったようで、残骸が庭に捨ててありました。近いうちに、これも出来る限り修復する予定です。
- こちらでもバーベキューが出来そうですし、酒盛りも出来そうです。
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- ということで、やっとウッドデッキ再生完了! トータルの日数は以下の通りです。
- 朽ちた床はぎと廃棄 : 1日 (2人)
- 錆落とし・防錆塗料塗布 : 1日 (2人)
- 基礎工事(縦横梁入れ) : 1日 (2人)
- 塗装 : 1日 (2人)
- 床貼り : 1.5日 (2人)
- ベンチ作成 : 1.5日 (1人)
- 防腐塗料塗布と磨き (1人) : 0.5日 合計:7.5日 (13人日)
- いやぁ、大変でした... つぎはいよいよ、石窯作成に取りかかります。夏までに完成するかな?
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