Onomura System Consulting Office       

osco top


.
Special Thanks!

next

back

 

  • 2006年2月7日

【C社 プロジェクトマネージャ育成研修アドバンス編】

 振り返れば、ベーシック編12回、アドバンス編10回の併せて22回の長丁場になりました。ご参加頂きました受講者の皆様、本当に長期にわたりご苦労さまでした。皆様のお役に立てたか、本当に疑問は残りますが、精一杯の努力は行ったつもりではおります。

 もともとこの講座の前に、某メーカで老練なプロジェクトマネージャであった方の開催していた「プロマネ道場」が行われており、その講座を引き継げ、というご依頼で今回の講座は始まっております。しかし「プロマネ道場」は手練れのプロジェクトマネージャの経験を中心としたものであり、その名の通り「鍛錬」を目的に実施されていたと聞きました。それを引き継ぐことは私には不可能であり、また私自身の考え方とも異なっていたため、私は私なりのプロジェクトマネジメント講座であれば開催出来る、という宣言のもとに講座を行ってきました。

 講座中何度も申し上げましたとおり、今まさにIT業界は変化の最中におります。激変するIT環境においては、過去のプロジェクトマネジメント技術や成功体験が、逆に現状のプロジェクトを窮地に陥れてしまうケースも少なくない、というのが私の考えです。むしろ過去の中から守るべきものを探し、同時に変えるべきものを積極的変え、さらに新しく行うべきことを行う、これが一番大切なことと私は信じております。

 「する」のも「される」のも嫌いなものが、管理です。管理をしなければ「むちゃくちゃな活動を行う」方は、ほとんどいません。であれば管理は不要かと問いかけると、万人が「必要である」というのが管理であり、それがプロジェクト管理というものです。この矛盾した管理という存在を正していき、メンバ全員が楽しく楽に過ごせるプロジェクト環境を構築し、運営するのがプロジェクトマネージャたる皆様の責任です。22回を通して体感したことをベースに、よりよい管理体系を実現出来るよ宇日々努力されることをお祈りします。

 また講座修了後の有志による打ち上げ、本当にありがとうございました。皆様のご意見をお聞きし、いろいろと参考になりました。また私と某氏が喧嘩になったというデマも、とても面白かったです。私自身喧嘩は大嫌いですがディベートは大好きですし、真に迫った演技がシチュエーションを学習出来ます。ムキになって戦って頂いた某氏、本当に有り難うございました。久々に猛者とであえたこと、嬉しかったです。

 それでは、本当に有り難うございました!!