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  • 2008年7月19日

【O社 OSCO宴会】

  5月から延び延びになっていました宴会でしたが、どうにか無事に開催することが出来ました。ご参加いただきました6名の皆様、本当にご苦労さまでした。また当企画を立ち上げていただいたT様、本当に有り難うございました。

 久々の再会でしたので、正直心配していたところもありました。というのも多くの若者が実社会の風をうけると、意識をせずに摩耗していくからです。「こんなもんでいいんだ。」とか「このぐらいやればいいんだ」と悟った瞬間に退化が始まることに気づかず、日々一生懸命目先のことを行ってしまいます。その結果いつの日かに、「自分はこんなことをしたかったのだろうか...」と迷いを持つことになりますし、そこでそれまでを否定して軌道修正を行うことが以下に難しいかを知ってしまうのです。
 「なりたい自分になる。」これを新人研修時に力説しました。この数ヶ月でなりたい自分に近づいているか、新人の皆様は考えなければなりません。そこでもし「なれる自分」になっていることに気づいたならば、もう一度軌道修正が必要になるのです。

 しかし貴君らは違いました。あのキラキラとした目はちゃんと残ってましたし、高い志と強い好奇心は健在で、老頭児の私は一安心しました。貴君らの前向きな姿は私を安心させましたし、会話の知的レベルの高さが本当に楽しかったです。優秀な貴君らが、上手に経験を積んで、本当のなりたい自分になることを心から願っております。

 と同時に、今回の宴会の意味を是非考えてみて下さい。私がなぜ皆様を呼ぶのか、皆様に潤沢に料理と酒を振る舞うのか、そして事務所でたくさんの書籍を差し上げるのか、ということを。私自身、お人好しではありますが、篤志家ではない点をわかって下さい。貴君らが頑張ったからご褒美を差し上げる、という単純なことなのか、それとも別の意味があるのか、ぜひぜひ考えてみましょう。私が諸先輩にしてもらったこと、そしてして欲しかったことをやり続ける意味合いを、考えてみましょう。皆様にはたくさんの先達がいますし、それ以上に多くの後人がいることを知り、その中で自分はどうなるべきなのか、なりたい自分はならなければならない自分であることを、ぜひ考えてみましょう。

 とはいえ私としては、久々に大量の料理を作ることが出来、非常に楽しかったです。朝6時から仕込みを行いましたが、メニューの半分しか提供できなかったことをお詫び申し上げるとともに、「もっと喰えよ!」と怒鳴りたい気持ちも少しあります。(笑)仕方がないので、今日から少しづつ、私のつまみとして消化したいと思っています。

 ということで、お集まりいただきました皆様、本当にご苦労さまでした。次回は年末か年始に、あんこうのドブ鍋&七輪焼き物大会ですかね。