【O社 IT技術者のための提案書作成ノウハウ】
2日間の駆け足の講座でしたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また裏で様々なアクシデントがあったにもかかわらず、いつも以上に円滑な講座運営をしていただきましたM様、本当に有り難うございました。さらに懐かしい顔を見せていただいた以前の数々の講座でお会いできた皆様、本当に有り難うございました。
今回は非常に幅広い年齢層の方が集まり、かつ女性が多かったことがこの数年で一番特徴的な講座といえました。それだけ我々の業界にとって提案書の重要性が増してきたことを意味するのでしょうし、同時に貴社が女性を戦力として考えているなによりの証拠と思われました。
時代の変化とともに、情報技術に対する要求は年々高まっています。情報技術の多様化は日進月歩で進んでおり、あり得ないことやできないことが次々可能になっています。同時にビジネス環境はより速い速度で変化しており、もはや確実なビジネスモデルや手法を見いだすことは不可能に近くなっています。一部上場企業でもあっという間に経営破綻し、世界企業があっという間に存続できない時代になっているのです。
その中で勝ち残るためには、新たなるアイディアとそのいち早い実行が必要となります。そのアイディアを実現するためには、情報技術は不可欠。しかしこれだけ情報技術が多様化しその進歩速度を速めていることから、それらをユーザ自らが学び活用することは不可能に近いというのが事実です。となると、我々IT産業自らが下請型産業を脱して
、顧客のために様々なアイディアを提供することは、企業のためのみならず日本のために必須の事項と考えます。そのため皆様が提案が提案たる理由、すなわちアイディアを提供する立場に変わることが絶対に必要となるのです。
今回駆け足とはいいつつも、皆様は十二分に提案の基本を学んできたはずです。その基本を大切に今後の努力を重ねれば、いつの日か必ず世界を変えるアイディアを提供できるようになることを信じています。しかしそのためには、今後の不断の研鑽が重要です。諦めることなく、さりとて焦ることなく日々努力し、やがては大きな案件で名を売れる技術者となることを心から期待しております。
ということで、本当に皆様、有り難うございました。