【Ｏ社 コンサルタント基礎講座 最終回】
全８回の長き講座、最終回は週末を含めた２日間の
激闘でしたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また講座をご運営いただきましたH様・M様、東阪二つの地域をまたいだ講座運営、本当に有り難うございました。
激変する世界の中で、ＩＴのあり方を真剣に考えざるをえない時期が来ています。我々が下請業者としてビジネス界の要求する仕組みを構築するだけの時代は終焉を迎えており、我々が積極的に新しいアイディアを提供し、それによって企業や日本を活性化させなければならない時代が、今まさに始まろうとしているのです。その中において、ＩＴコンサルティングという業務の重要性は年々高まっているのです。
これまではコンサルティング会社がビジネスとしてアイディアを提供することが、コンサルティングの基本でした。しかしそのコンサルティング会社が生存のためにＩＴ分野に資源を集中することが、逆にコンサルティングアイディアの貧困さを生む原因となっています。なぜならば、それらを支えるコンサルタントを十分に有していなかったコンサルティング会社はＩＴ企業から大量の人材を受け入れましたが、彼ら自身はコンサルタントとしての訓練を受けずに現場に出るため、結局これまでのＳＥと何も変わらないアイディアしか出せないといった結果となっているのです。この負の連鎖がコンサルティング会社の質を低下させ、日本企業を困難に追いやっています。
今回皆様は、まさにコンサルタントが当たり前に身につけるべき常識を身につけました。コンサルティングプロセスを学びながら、そこで必要となるさまざまな基礎力や常識を一つ一つ丁寧に学んできたのです。その力はまだまだ小さく弱いものですが、今後の自己研鑽によって無限の力となることを私は知っています。焦ることなく、さりとて諦めることもなく努力を続け、やがては日本を変えるような新しいアイディアを次々と産み出すコンサルタントになっていくことを心から祈っています。
とはいえ、忙しいケーススタディのさなか、飲み会にご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また翌日のプレゼンテーション終了後の参鶏湯大会に自主参加いただきました皆様も本当にご苦労さまでした。連日楽しい飲み会に参加できたこと、心から喜んでおります。
ということで、皆様のご活躍を心から祈っております！！
