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  • 2010年10月28日

【TS社 プロジェクトマネージャ育成講座 最終回】

 約四ヶ月、八回にわたる長き講座となりましたが、ご参加いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。また八回にわたり講座をご監督いただきましたS様も、本当にありがとうございました。今回は終盤に弊社社長のトラブルが発生しご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます。

 プロジェクトマネージャの世界は日進月歩でなければなりません。なぜなら変化する環境における生産活動である以上、変化そのものと向き合っていかなければなりませんし、そこに常に人が携わるからです。昨日行ったマネジメントは、今日は適切でない可能性が常にありますし、今までにない斬新な考えを求められることも少なくありません。たとえばオラクル社では、これまでソフトウェアのマネジメントをすればよかったですが、SUNを買収しそれをシステムとして販売するために、ハードウェアのマネジメントも必要となります。世界中の人間が集まってプロジェクトを行うのであれば、多国籍プロジェクトのマネジメントを考える必要がありますし、クラウド環境でプロジェクトを行うのであれば、またこれまでとは違ったマネジメントが求められます。

 となれば、我々にはその変化の表層を追うことなく、本質を追究することが要求されることを皆様は知っていただけたはずです。表層を追ってやがて目的を見失うことなく、プロジェクトマネジメントの本質を見据え、何をすべきかを考える。その実施方法は時代に合わせて斬新なものであっても、その本質は常にプロジェクトを成功させるということを忘れない。これが新世代マネジメントの基本のはずです。となれば、皆様が今回の講座で得たものが、かならずやこの基本の確立に役立つことを私は願っています。

 ということで、皆様全員のプロジェクトの成功と、さらなるご発展をお祈りしつつ、またの再会を期待しております!