【M社懇親会】
ご多忙の中お誘いただけましたことで、M社K様2との懇親会を開くことができました。お誘いいただきましたK様、ならびにご一緒いただけましたK部長様、本当にありがとうございました。遅くまでおつきあいいただけことは何よりですし、いろいろと楽しいお話ができましたこと、心から喜んでおります。またお選びいただいたレストランがスンガリーとは、本当に懐かしい限りでした。久々のロシア料理を堪能させていただきました。
人のつながりとは不思議なものであり、おつきあいいただきましたK部長とはかれこれ10年以上前に知り合いました。当時私も30代半ばですから、アラフィフとなったお互い長い年月を過ごしたことになります。それでもK様が覚えていらっしゃったおかげで再びおつきあいが始まりましたことが何よりうれしかったですし、そこからいろいろな広がりが生まれたことは、私にとって財産以外のなにものでもありません。今回お誘いいただきましたK様とお知り合いになれたのも、K部長様のおかげですし、その出会いが私に実りをもたらしたことも間違いありません。
K様の海外経験は、私にとって非常にうらやましいものですが、同時に私には非常に参考になりました。環境が人を育てると言いますが、K様の思考背景に世界でのご活躍が大きな影響を与えていることが私には面白く感じます。外資系にいた私にとってはごく当たり前の考えや振る舞いでも、日本文化の中ではやはり異質に写るのは発見でしたし、私自身がビジネスの世界で戸惑ってきた部分の理由が少しだけ見えてきたように思います。そのためK氏を通してこれからの日本のビジネス組織のあり方を考えることができましたし、プロジェクトマネージャとしてどのようにマネジメントを行うべきかのヒントにもなりました。
私自身は、日本のビジネス社会では異質の存在と思います。当たり前に自分の意見を言うことが偏見を生むことを知っていますし、根回しより先に行動に移ることは、組織にとっては様々な刃紋を生んでしまうことも知っています。年齢とともにその影響を小さくする努力はするようになりましたが、マネジメントの立場で自分のような人間をどう扱ったらよいのかわからないところもあります。しかし日本で国際化が要求されているということは、日本のビジネスの社会に何人であれこのような考えの人間が増えることを意味しますし、何人であれこういった考えの人間を上手に使うことが、これからの日本では必要となります。となれば、積極的にこういった人間を活用するために、どのようなマネジメントを行うべきなのかを考えることはきわめて重要となると私は考えています。そのきっかけと解の一部を得ることが、今回の何よりの収穫でした。
ということで、本当に遅くまでおつきあいいただきありがとうございました。次回は、ハンガリー領ということなので、楽しみにしております。