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  • 2005年11月1日

【C社 プロジェクトメンバー育成研修 最終回】

 5回に渡る短い講座でしたが、皆様のご協力をもちまして無事講座を修了することができました。参加者の皆様、本当にご苦労さまでした。

 今回は40名に渡る大規模講座であり、皆様の熱意も非常に高かったため、相対的に講座の進捗が遅れ気味になってしまいました。参加者の皆様、本当に申し訳ありませんでした。本心では全チームの発表内容を聞き、かつ詳細なコメントをしたいところなのですが、やはり8チームという大所帯ではなかなかスムーズな運営は難しかったように思います。とはいっても最後のインタビュー合戦を始め、さまざまな演習に真剣かつ熱心にご参加頂いたこと、本当にありがたく思っております。

 日本のプロジェクトは、今まさに転換期を迎えています。技術変化の凄まじさだけではなく、それ以上の激流となっている現実のビジネスが、我々のあり方の根本を変えようとしています。既存の価値観の崩壊は、参加するすべてのプロジェクト関係者の常識を破壊します。信じるものを失った中で、無我夢中でプロジェクトを立て直し、理想達成のために全身で向かっていくことが、今我々に求められています。
 このような環境であるからこそ、プロジェクトの基礎単位である一人一人のメンバーの意識とモチベーションの高さが重要になります。既存の単なる工数としてのメンバーではなく、自律協調の基本となる高度な実力を備えたメンバーの集合体こそが、今後のプロジェクトのあり方と私は信じています。プロジェクトメンバーの役割は、基本的には無限です。命令に単に従うことなく、全体を考えて行動をする上で、全体の方向を示す具体的指針として命令を理解する。これがメンバー一人一人に要求されているのです。逆にこのことが、皆様の可能性を無限大にする秘訣であると私は考えています。

 ともあれ難しい講座、最後までお付き合い頂きまして本当に有り難うございました。極度の体調不良の中(帰宅後即ダウンでした..)の最終回、皆様の拍手は胸に響きました。

 本当に、ご苦労様でした!!