【C社 プロジェクトマネージャ育成研修 最終回】
長いようで短い12回ですが、本当に最後までお付き合い頂きました受講者の皆様、ご苦労様でした。特に最後3回の総合演習(ケーススタディ)は、実際の業務より遙かにきつく難しい課題だったと思います。最後まで投げることなく遂行された各チームの方々、本当にご苦労さまでした。また講座をご企画頂いたK課長様、K様、本当に有り難うございました。
現在のプロジェクトマネジメントは、前時代の遺物となりかけています。大型汎用機のウォーターフォール型を前提としたプロジェクトに対するマネジメント手法であり、現在のシステム・ビジネス環境に対応出来るものではありません。進捗管理、品質管理、要員管理、外注管理といったあらゆる管理手法は旧弊化し、新しい手法はまだまだ見つかっていません。さらにビジネスの世界は激変しており、そのシステムを利用する企業側のニーズが日々刻々変わることから、従来のIT業界の考え方では顧客に選ばれなくなってしまう可能性も高まっています。
このような環境で大切なことは、何のために、何をすべきかという当たり前のことを考え直すことです。我々は何のためにシステムを構築し、顧客はなぜそれを必要とするのか、これを考えればプロジェクトのあり方は自ずから決まってきますし、プロジェクトマネジメントの方向性を定まります。逆に新しい手法を追い続けても、上記がわからなければ結局は耳年増になるだけであり、変化する環境において何の効果も発揮出来ないことになります。当たり前のことを当たり前に。これが我々プロジェクトに携わるあらゆる人間のキーワードとなることを再度認識し、この激変の環境をともに乗り切っていきましょう!
ということで本当に最後まで、ご苦労様でした。また講座後の打ち上げ、ご参加頂きました皆様、本当にご苦労さまでした。またご企画頂きましたF様、本当に有り難うございました。
久々に酒を飲んだため、催しに対するお礼を述べる機会を失ってしまい、本当に申し訳なく思っております。その中でも最大のミスは、お支払いを忘れたこと。今回の会費はすべて私が持つつもりだったのですが、なんだかんだで忘れてしまい、翌日に青くなってしまいました....できれば暑気払いということで、今回ご参加頂いた皆様、ならびにご欠席になられた皆様を含めましてご馳走したいと思っておりますので、ご企画のほどよろしくお願いいたします。しかし、歳をとると、ホントこういったことが多くなる...情けない限りです。
ということで、本当にご苦労さまでした!