12月第3週目のWeekly reportです。
不景気な話題が多い毎日が続きます。せめて年の瀬ぐらい明るい話題でもないかと新聞を探しますが、相変わらずのニュースに辟易とします。
環境の激変は、人の心を傷めます。明日への不安、将来への漠然とした不安、ローンの返済に関する不安、老後に関する不安、さまざまな不安が人の心を切り刻みます。不安を解消するための手だてがなく、ただただ降りかかるかもしれない不幸の波を気に病みながら日々を過ごす。これしかできない日々を、恨めしくさえ思います。
世界経済が恐慌になったため、政治の世界も迷走です。それでも先進国では実効性のある対策を打ち出していますが、極東の某国は実効性のないばらまきしか思いつきません。企業はその存続のみが命題になり、個々の個人の人権や生活を考える余裕も失っています。社会はぎすぎすし、ますます不安は高じます。
しかし私は敗北主義者ではありません。誰もが不安だからこそ、私は戦いたいと思います。私も皆さん同様不安ですが、その不安を克服するよう積極的な手を考えます。私がもてるものは自分の体と頭しかありませんが、その知恵を最大限に生かして戦う手を考えます。
来年の戦いはどうなるか。この年末年始が勝負です。
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今週面白かった日経産業新聞の記事は、以下の通りです。
・ガス「造油術」日本優位 低コスト製縫、世界注目
・廃棄ゼロ、海外に「伝道」 コニカミノルタHD 細やかな改善省エネも支援
・上海など ETC、運用開始 年末メド、都市間では初
・F1撤退 ホンダ魂 引き継げるか 技術陣、晴れ舞台消え
・日本マクドナルド 「価格マジック」一人勝ち 業績好調で年末来高値更新
・注意欠陥障害を疑似体験 ヤンセンファーマ
・「787」機影遠く 町工場にも影 ボーイング、納入に遅れ
・製品の水使用量表示 カップコーヒー1杯12g ネスレ、CO2排出も併記
・ソニー、反攻矢先の失速 世界で正社員8000人削減 エレキ事業傷深く
・不動産大手に逆風 ドバイ、人員削減相次ぐ 政府系ナキール社員の15%
・空港バスで無線LAN 東京空港交通、アッカと組む
・米紙破綻でも懐痛まず 老舗トリビューン社員に重いツケ
・野菜工場に農業ロボ 井関農機・愛媛大 水やり適切、高品質に
・カシオ 電波式腕時計 中国で拡販 機種倍増、杭州に旗艦店
・スズキ非常事態 老骨にムチ 鈴木会長78才、社長に再登板
・漢字読み書き 8割「以前より能力低下」 「携帯が辞書代わり」4割
・IT投資「減らす」51% 企業CIO対象来年度民間調べ 金融危機で抑制策に転換
さて来週は、どんな一週間なのでしょうか。