9月第2週目のWeekly reportです。
とりとめもなく書いているWeekly
reportですが、それなりに読者が多いことに気づかされます。現行の講座受講者はもちろんのこと、結構昔の受講者の方、友人の方にお読みいただいているようで、とても励まされますし、その影響力を少し恐ろしく感じています。同時にブログ化要求が強かったり、RSS対応の希望があったりと、いろいろなご希望やご要望も受けます。それぞれ必要なことですが、ポリシーや時間、もちろん技術的問題があって一つ一つ解決しなければならないテーマであり、一朝一夕で対応は難しい状況ですね。
実はこのWeekly
reportの前にOSCOのDaboraというブログをやっていたのですが、不特定多数が読む日記という点にいろいろな疑問や運営中の問題も感じました。ブログのもともとの定義(狭義のWeblog)を意識してしまう私のような人間は、やはり現在のようなブログのあり方は考えさせられてしまうのです。これでも昔は執筆業を営む一人であったため、1億総エッセイスト化には考えるべき問題が多いように感じてしまいますし、情報の複製と劣化の問題についても解決策を思いつかない今、ブログ化には踏み切りにくい部分も残ります。時代の変化とともに、本当に考えるべきテーマが多く、老頭児の私には頭の痛い事態が続きそうです。
閑話休題。
昨日の夕刻、久しぶりにノルディックウォーキングで10km以上の距離を歩きました。いつもの川沿いの遊歩道を歩いていて、変わった風景を見かけました。夕陽が反射する川面に、キラキラ光る影がたくさんあるのです。同時に波紋がたくさん広がります。近づいてよく見ると、無数の小さい魚が川一面にはねているのです。この川は無数の鯉が生息しているのですが、その数を軽く上回る小魚が水面をはねていましたし、4kmぐらいの川面のどこでもこの風景を見ました。果たしてそれは鯉の稚魚なのかそのほかの稚魚なのか、またなぜ夕刻に川面をはねるのか、そもそもこの小さい魚がどこから生まれてきたのか、理由がわからないまま自然の不思議さを味わいつつウォーキングを続けました。
さて本日これから出張です。また2週間、やたらと忙しい日々が始まります。秋風の中で、ちょっと疲れた心が持つのか不安なまま日々が過ぎていくようです。
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今週面白かった日経産業新聞の記事は、以下の通りです。
・データセンター 野村総研が新設 200億円投じ首都圏に
・常勝ハーレー 25年目の試練 1〜7月販売急ブレーキ アフターサービス充実
・2年間ライセンス「オフィス2007」 囲い込みへ永続版割安に MS、乗り換えに危機感
・コールセンター 1拠点に集約 富士ゼロックス 顧客対応素早く
・新車販売、明暗くっきり 不人気車種に淘汰の動きも
・民主政権始動へ 日航・パイオニア 再生スキーム転換?維持? 産業政策の試金石に
・九州・北海道に「風車村」 部品1万5000点 中小に追い風
・「セブン」2兆円商戦始動 MS,ウィンドウズ7邦人用発売 グーグルの無償OSに備え
・アトピー性皮膚炎かゆみ治療薬 日本新薬、国内で治験
・心肺停止状態の患者 脳冷却1時間以内に短縮 大研医器
・スマートフォン中国で離陸 独自規格「OPhone」発表 国内外メーカに商機
・MS 携帯用新OS投入 搭載機 日本では年内に数種
・崩壊した"事務機神話" IT・サービスに軸足 新たな収益源模索
・眼内レンズ、米で発売 HOYA 挿入具と一体型
・都心ビル、新規供給少なく 空き室率、年内反転も 賃料なお下落、収益は厳しく
・新型インフル対策 輸入品頼み深刻 人工呼吸器足りない恐れ 国内産業の育成が課題
・オフィスのPC丸ごと静脈認証 シンクロとインテリボイス
・ソニー、3Dで主導権狙う 家庭用TV、来年発売 AV機器と映画・ゲーム 組合せ提案
・グーグルの書籍検索訴訟、和解案、離脱相次ぐ
・インドIT3社 日本市場向け技術者育成急ぐ コスト競争力武器に受注増 欧米偏重是正
・DB不要のウェブウイルス対策 「人柱」が感染、警告 国内VBがソフト開発
今週は、どんな一週間なのでしょうか。