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Weekly report
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 January First week

 新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 年末年始はこのところの通例通り、熱川の海潜亭にこもっておりました。とはいえ年末こちらに到着後すぐに腰を痛めてしまい、久しぶりになにもしない(なにもできない)日々を送ってしまいました。

 海潜亭の勝手口は駐車場の下にあるのですが、階段を50段ほど下りる必要があります。海潜亭到着直後、年末年始に必要な荷物を搬入中につい無理な姿勢をとってしまい、何十年ぶりかで腰を痛めてしまいました。痛みをこらえながら荷物を搬入したものの、その晩から寝返りすら打てない状態になってしまいました。翌朝はもっと酷い状態になり、両手でどうにか階段を上がり、最終日の医者の診察を受診しました。医者の指示通りベットの上でうつぶせになったり仰向けになったりすらまともにできず、長時間の診察となってしまいました。レントゲンを数枚とったところ骨に異常はありませんでしたが、医者が言うところの相当な重傷で、直接腰に数本の注射を打たれるような始末でした。ガチガチにコルセットを巻き一日十数錠のクスリをもらったものの、数日は歩くこともままならない状態で寝たきりになりました。とはいえ毎日数回温泉に入ったおかげか、31日にはどうにか杖を使って動けるようになり、ちょっとばかりの年末の片付けと掃除がこなせた状態です。その後はどうにか杖無しで普通(?)に歩けるようになったので、ぼちぼちと年始の仕事はこなせましたが、当面は再発に気をつけながらのんびり始動するつもりです。

■医療用コルセット 堅いです!



 と安心したのもつかの間、正月早々またまた救急病院に通うハメになりました。家内が業務用レンジを使って鍋で湯を沸かしてから脇に置き直してあったのですが、それを知らずに鍋の取っ手を私がつかんでしまったのです。

 業務用レンジは五徳のサイズが大きく、非常に火力が強いのが特徴です。ダイビングオーベルジュを標榜している海潜亭には、大型のガスオーブン付きの業務用レンジを導入しており、火力の強い料理や急ぎの料理をそれで行っています。そのため海潜亭のほとんどの鍋もFisslerの業務用であり、直接ガスオーブンに入れられるよう取っ手にプラスチックなどが使われていません。そのため取っ手がものすごく熱くなっていても気がつきにくく、扱いに注意をしなければなりません。

 しかしそれとは知らず業務用レンジから下ろしてカウンターの上にあった鍋を私がつかんでしまったため、左の手の平と指を、思いっきり火傷してしまいました。たいしたことはないと思って氷で冷やしていたのですが、2時間たっても痛みは引かず、むしろ痛みが強くなってしまいました。水疱と腫れもあったため、消防署で救急病院を紹介してもらったのですが、夕刻だったため救急病院もいつものごとくたらい回し状態に。下の子がрナ奮闘してくれた結果、車で15分ほどの総合病院で見てもらえることになり、家内の運転で病院に向かいました。結果は二度の重めの火傷であり、あまりに傷みが強かったためリドカイン(局所麻酔薬)入りの薬で治療するハメに。その後帰宅して強い痛みは引いたのですが、またまた当面は不自由な生活となってしまいました。全治には1ヶ月ほどかかるそうで、面倒な日々は業務開始後も続くようです...

 年末年始がこの為体(ていたらく)であったため、年賀状をお送りすることができなかったこと、ここでお詫び申し上げます。

■軽症の薬指は、どうにか治りました...

 

 昨年は仕事の上でも、個人的にも、精神的なダメージを喰らう大きな出来事がたくさんありました。残念なことに嬉しいことより悲しいことや辛いことの方がはるかに多かったのですが、長い人生にはそんな年もあるのかもしれません。とはいえ捨てる神あれば拾う神ありであり、今年は少しだけでもいいことがあることを願いたいだけです。 日々を真面目にきちんと送ることがすべてとは思っていますが、年齢を言い訳に行動しなくなっている自分を改め、もう一度すべてのことに言い訳なくチャレンジをすべき年であると自覚しています。

 講座の技術は上がり持ちネタは増えたものの、その表現が講座の中でしか生かせていないことを、今年こそ改めようと思っています。言葉という消えゆくメディアしか駆使していないため、受講された方の頭と心にしか残らないことを、この数年もやもやとした気持ちで持ち続けていました。残り限られた現役生活の中で、より多くの方にさまざまなノウハウを伝えていかなければならない、口でいうだけでなく世の中をよくする考え方や役立つ智恵を、少しでも残していかなければならない、という使命感も、いままでになく強まっています。

 できることを、確実に、一つずつ。 急歩はできなくても、牛歩はできるはず、と信じて、今年も諦めずに新しいチャレンジを始めたいと思っています。

 皆様の一年が、これまで以上に実りある年となることを願いつつ、日本がもっともっとよくなるために、今年一年を費やしたいと覚悟しています。

 今年も本当に、よろしくお願いいたします!