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 October Fifth week

  先日このページを振り返って気づいたのですが、このぼやきのようなページも、とうとう10周年を迎えました。こんなにきつい作業を10年間ほぼ休まずに続けた自分を、心から褒めたいと思います!えらい!

 さてこの週末も、台風が日本を襲いました。k、これで先日の21号と二週連続で、週末に台風が到来したことになります。各地の観光地はまたまた売上を失ったでしょうし、秋晴れの観光〃ーズンを楽しめなかった方も少なくなかったと思います。しかし天候は人間にはどうにもならないものですから、これ以上の悪化がないことを祈るだけです。

 今回の台風でも、多くの被害が出ました。今回は西日本を中心に土砂崩れや洪水等が起きました。やはり予想以上の降雨量では地面の保水力もなくなるということでしょうし、想定外の降雨量の連続では事前の対応も不可能です。地球温暖化の影響が徐々に徐々に身近に迫っていますが、世界は有効な手段を講じられているとはいえません。唯一自動車のEVシフトは望ましいことかも知れませんが、それ以外の森林伐採や工場建設は後を絶ちませんから、抜本的な改善に行きつくのは難しいでしょう。

 さて今回の台風は、海潜亭のある熱川にも大きな影響を及ぼしました。まずは道路ですが、9月の台風の際に旧道135号線が土砂崩れで一ヶ月以上通行止めになっていました。最近になってやっと通行可能になりましたが、このような雨が続くとまたどうなるかわかりません。現行の国道135号線も伊豆赤沢の先で100mほどの高さから土砂崩れが起きており、一年ほど掛けて復旧作業中ですがその爪痕はいまでもありありとみられます。

 海潜亭といえば、先週の台風の折に近隣の電線の断線したようで、近隣の住民によると半日ほど停電したようです。メインの冷蔵庫や冷凍庫は大丈夫でしたが、保温性能が十分でない浴室のビール用小型冷蔵庫は解けてしまったようで、先日訪れた際には床がびしょ濡れになっていました。また昨日の夜半も19時頃から0時頃まで停電し、風呂あがりの身としては非常に困りました。とはいえ東日本大震災からの教訓を元に各所に懐中電灯をおいてありますので一番近かったトイレ内の懐中電灯に手探りで近づき、その後各所の懐中電灯を点灯し無事に乗り切ることは出来ました。

 しかしやはり停電想定の準備と実際は異なっており、さまざまな問題箇所を見つけることが出来ました。まずは懐中電灯の照射範囲です。懐中電灯は比較的遠距離を照らすことを目的としているため、電灯のように広い範囲を照射するのは不得意です。海潜亭では大型・小型のランタンを用意してありましたが、やはりその数は不十分であることがわかりました。建物内が広く、三階建てのため廊下や階段の照射必要範囲が広く、数が圧倒的に不足していることが解りました。

 それ以外にもやはり電池の問題があります。長期間未使用で放置することになるので、どうしてもアルカリ電池等では液漏れが発生する可能性が高まります。かといって充電池では放電してしまっている可能性がありますから、いざというときには使えません。今回利用しようと思ったものの数個が放電によって出力が弱っていましたので、やはりこの点も改善要です。

 あとは各部屋への設置状況がばらばらで、必要のない個数が設置されていたり、部屋のサイズや廊下の長さの割に個数が少なかったり、照明を設置する場所がなかったりと問題があり、本当の有事の際にはこのままでは危ないことがよくわかりました。

 平時と有事は常に隣り合わせです。さらに有事を避けることは、人間には非常に難しいことです。だかこそ有事から学び、平時に常に備える。これが我々に求められることですし、謙虚に反省することがいざというときの明暗を分ける鍵になると私は思っています。

 さて、これから対応策を考えて必要物品を発注しないと...工事も必要になるかな...