早くも今年が一週間終わりました。今年二回目のWeekly Reportです。
正直先週は正月休みだったため、このページに記すネタがないというのが正直なところです。この年末から正月も海潜亭に滞在し、お客様の対応だけで終わってしまった気がします。とはいえその合間に、Amazon
Echoのセットアップを完了しました。何かと話題のスマートスピーカですが、実際に使用してみるといくつかの発見はありました。
私が購入したのは中級クラスのEchoですが、思ったよりスピーカーとしての性能が高いことが驚きでした。やや低音が強調されるのはこのクラスのスピーカーの常ですからやや気にはなるのですが、以外と迫力のある音で十分BGM代わりには使える感じがあります。
セットアップですが、iOS、Androidに対応した端末が必要となります。Echoそのものにはディスプレイがなくスイッチ類も少ないため、端末を接続してセットアップする形になります。面白いのはまずはEchoそのものがWi−fi信号を発信しており、それと端末を無線LAN接続する形でセットアップが行われます。しかしAmazonから発売されているAndoroid端末であるkindleが利用できない、というのはちょっと驚きでした。自社の製品ですから接続用のアプリケーションを開発することは難しくないと思うのですが、おそらくはGoogleとのライセンスの問題があるのかKindleは利用できません。私はiPadと接続をしてセットアップしましたが、ちょっと癖があるもののそれほど難なく接続は出来ました。
しかし実際に音楽を鳴らすには、とりあえずストリーミングを利用するしかありません。ネットワークに接続されているためハードディスクなどに記録された音源を再生できるかと思ったのですが、ストリーミングサービスしか対応していないようです。となると、基本的にはAmazon
Musicとの契約が必要となるため、ここでAmazon側の収益を上げるシステムのようです。
音声認識によるネット上の検索は、SiriやGoogleの音声検索とおんなじです。デフォルトはAlexaと呼びだしますが、この名前は変えられるようです。とはいえ余り特殊な呼び出し名には、対応が難しそうでした。
これ以外にも対応家電の操作等が出来るようですが、あいにくそういった製品を持っていないため実験ができません。今後これらに対応した機器や製品が増えていけば、さまざまな観点で便利になることは間違いないのでしょう。
とはいえまだまだ現状では、スマートフォンの音声検索と同様の利用しか出来ません。上記聞き耳を立てているという点が違うのでしょうが、積極的な利便性には繋がっていないように思われます。今後誰がどのような想像を行い、それに対応するアプリケーションを開発し提供していくかが興味の的です。Alexaの開発キットは無償で提供されているようですから、アイディア次第で個人での開発が可能なようです。少し暇が出来たときに、すこしだけ遊び初めてもいいかな、と思っています。
このようにデジタルの世界の想像力を実践出来る機会は、無限に広がっています。若者はより積極的にチャレンジして欲しいと思いますし、私のような老頭児も老頭児なりの努力を始める必要があるようです。