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Weekly report

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 December Fourth week

 いよいよ12月も最終週です。今年もあと一週間で終わろうとしています。

 さて 今年最後は、私自身の反省です。今年は本当にいろいろあった、一年でした。仕事の面では、本当に質が変わった一年のように思いました。この数年忙しさの質は変わったように思っていましたが、今年は本当にいろいろな変化がありました。

 時代の変化とともにこれまで行っていた講座内容が古びてしまい、今更ながら大幅な改訂を必要とする一年となってしまいました。情報技術に関わることはもちろんのこと、ビジネスやマネジメントに関わる事項も大きく変わってきているため、レジュメ全般の改訂が必要になってしまったのです。来年も引き続き更改が必要なようであり、この状況は続きそうです。当たり前の事ですが、更改のためにはまたまた新たな知識習得と古い知識の更新が必要です。そのため今年は例年以上に本を読んだ気がしますし、ずいぶんいろいろと考えさせられました。年齢とともに理解度が上がっていることは嬉しいのですが、それ以上に自分自身の無知を実感することになりますのでいやになります。ともあれ皆様の前に立つ以上勉強は不可欠ですから、今後も頑張り続けるしかないようです。

 また今年は、例年以上にリリーフ登壇が多かったように思います。突発的なニーズや他講座の補強講座として急に講座が決まり、新たにレジュメを起こしたり内容を考えたりと無茶ぶりな過激な講座が多かったように思いました。短いものだと実施三日前にレジュメが決まるといった厳しいもあり、自分の実力を試された一年だったように思います。ともあれベテランとしてできることをすべき一年だったように思いますし、ベテランの技を駆使する一年であったのかもしれません。

 私的な側面では、多くの同世代の方々が悩む介護の一年でした。今年の始めに父親が、介護施設に入居することになりました。もともと家族と同居していたのですが十分な世話をしてもらえなくなり、こちらが緊急避難として介護施設に入居させ、その後別の施設で定住生活となりました。年の瀬には同居の家族の不注意から母親も瀕死の状態になり、長期の入院生活となりました。近所とはいえ同居しないため両親の世話を充分にできなかった反省はありますが、人間の浅ましさと醜さを感じた一年でもありました。それでも暇を見つけて肉好きの父親に差し入れを持って面会しており、例年になく一緒の時間を過ごせることは幸せなのかもしれません。

 私自身としての今年一年は、やはり体調の悪さでしょう。2年前の年末に痛めた腰痛の範囲が広がり、座骨神経痛まで発症してしまいました。日々の歩行や作業にも支障が発生したので、本当に困りました。最近は痛み止めを飲む回数も増えていますから、加齢故抜本的な回復は難しいようです。

 30代から始まった老眼も、いよいよ末期症状であり、裸眼でも小さな字は見えなくなりました。左右の度数差も気になるところであり、遠近ともにピントを合わせることがこんなにも面倒なのかと痛感させられる一年でした。本を読むのも根性が必要になりましたし、酷使すると翌日は水中のようなぼやけ方が一日続くことには辟易とさせられました。読書を辞めれば良いのでしょうが、それは講師業からの事実上の引退を意味しますから簡単には辞められません。どこまで続けられるかは解りませんが、見える限りは努力をし続けるとともに、これまで以上に休ませる必要性を感じています。

 さらに今年は覚悟を決めて、歯の大改修中です。子供の頃から歯性が良くなく虫歯には悩まされましたし、若気の至りで差し歯等も結構あります。だましだましで近年まで来ましたが、神経のない奥歯等が二つに割れてしまうなどの問題が続発するようになり、仕方なく大改修作業に着手することになりました。部分的には年寄りの証明である入れ歯のお世話の可能性も高いのですが、残った歯もセラミックによる大改修作業中です。いろいろと時間的制約や作業工程上の問題もあり毎月1本程度の改修速度ですが、足かけ3ヶ年ほどで一生持つような補修ができそうです。ともあれ河川の護岸工事同様莫大なコスト(全体でグレードの高いファミリーカーなら充分買えます)がかかるため、当面は緊縮財政で望むしかなさそうです。

 今年一年は、あと一週間で終わります。今年の様々な出来事は、来年にも続きます。それでも来年は今年よりずっと良い一年であって欲しいと願いますし、そのための努力もし続けるつもりです。

 皆様、今年も本当にありがとうございました。皆様全員にとって、来年が素晴らしい一年であることを心から願っております。