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Weekly report

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 April First week

 早いもので4月に入りました。先週末は少し治まった新型コロナ状況を背景に、入社式を行った企業も多かったのではないでしょうか。

  新型コロナウイルスの市中感染が始まって3回目の新年度となります。一度目である2020年度は、その恐怖が分からないままに自粛で始まりました。2021年度は一通りのことは分かっての自粛でしたが、ワクチン接種が始まったばかりでまだまだ対策が不十分なまま始まりました。三 年目である今年は、2回のワクチン接種を済ませた方が多い中で始まりましたが、感染力の強いオミクロン株の亜種が流行を始めるタイミングであり、来週からの新人を中心とした人の行き来がまたまた感染爆発の第7波を引き起こす可能性が高いといえます。まだまだ有効な治療法や対策が見つからないままの経済回復は、本当の意味では非常に危険です。とはいえ世界は感染拡大を防止しながら経済の拡大を考えなければなりませんから、今年も各企業とも頭が痛いと思います。

 今年度の上場企業の決算は、5月には明らかになります。予想より収益が悪いという結果も予想されますし、株式市場が大きく動く可能性もあります。さらには第7波によって、まん延防止措置や緊急事態宣言が再び発令される可能性も完全には否定できませんから、来年度の経済もまだまだ大きく揺れることは間違いありません。それでも若者を中心とした新しいアイディアが、日本経済を立て直すことを心の どこかで願っています。

 AFTERコロナまでに時間はかかっても、WITHコロナは始まっています。政治や官僚に任せることなく、我々は自律的に考え、行動し、改めながら経済を復活させていくしかありません。結果としてこの1〜2年は世界で低迷しても、3年後、5年後に大きな復活を遂げられるような大きな変革の種まきを始めなければなりません。

 私は私なりにその一歩を踏み出すつもりですし、1人でも多くの若者にチャンスとアイディアの種まきをできるよう、今月は死ぬ気で頑張るつもりです。

 皆様の日常が、心安らかでありますように。