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Weekly report

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 August First week

 早くも八月に入りました。今年は異常に梅雨が短いと思いましたが、梅雨明け後例年通り大雨が続き、結局梅雨と同じような日々でした。各地の水瓶も今は満水であり、水不足は当面心配なさそうです。

 オミクロン株の感染拡大は予想以上であり、28日(木)には東京の感染者数が4万人を超えました。緊急事態宣言や行動自粛等の要請が出ていないため人流は抑制できませんし、これだけ感染者数がでたということは無症状の感染者も相当数存在することは間違いありません。となれば、残念ながら人流の治まる夏休み明けぐらいまではこの状況を受け入れざるを得ない感じです。

 私の周りでも感染者が次々と出ていますが、やはり子供を媒介した感染が多いように思います。大人と違い行動を自粛したり制限できる子供は少ないでしょうし、大人に比べ特定の個人との接触や会話は多いように思います。となると、クラス内に感染者が出ればクラスの友人に感染するでしょうし、部活や登下校でそれ以外の子供にも感染が広がります。家庭内にコロナウイルスが持ち込まれれば家族も感染するでしょうから、この連鎖を断ち切ることは非常に難しい、としかいいようがありません。

 夏休みに入ったから、といっても部活があるでしょうし、逆に親子での外出機会も増えます。となると、感染を完全に避けることは難しくなってしまうのでしょう。私はこの夏海潜亭の敷地内にあるプールに通う予定でしたが、これだけ子供の感染が多いので取りやめました。オミクロン株はエアゾル感染や接触感染があるようなので、呼吸器や循環器に疾患のある私がそれを完全に回避することは難しいと思うからです。

 また子供が感染すると家族に感染しますが、発熱すると新型コロナウイルス感染を心配する親が医療機関を訪れますし、感染が分かると家族全員外出制限がかかります。となると、看病をする家族に感染が広がらないわけがありません。また親が感染すると、企業は新型コロナウイルス感染にともなう措置を行う必要があるため診断書の提出を求めます。これによって特に症状がなくとも医療機関で診断書発行を求める親が増えますから、ますます医療機関は逼迫します。

 このように起きるべくして起きることは、国の責任です。家族に感染者が出れば全員に自動的に診断書を発行するシステムぐらい簡単に作れるでしょうし、それを電子媒体で発行し企業に提出する仕組みぐらい、誰にでも作れます。そういった想像力も行動力もない議員や官僚が、日本の明日を危うくしていることに我々は気づかなければなりません。