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■そこまで言うか! (10/3/2010)
勝間和代、堀江貴文、西村博之 青志社 \1,500
以前ご紹介した「ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間」に引き続き、ホリエモンさんとひろゆき氏に勝間和代氏も加えた、7時間の鼎談(ていだん)の様子を紹介した本です。
会計士、アナリスト、経済評論と多岐にわたる活躍をされる勝間氏は、以前テレビでひろゆき氏と対談し、それがほとんどけんかになってネット上で大炎上したそうです。その決着も踏まえた鼎談のようですが、非常に和やかに本音トークとなって本当に面白い本です。それぞれがそれぞれの意味で成功されている方々が、本音で今の世の中を語っていますし、私の主張とも同じ部分がたくさんあって参考になりました。結局閉塞した世の中において
は、いかに異端者が異端者としての常識を主張できるかがブレークスルーの鍵になるように思いました。
正直勝間氏そのものが好きではなかったのですが、前回の香山リカ氏の対談やこの本を読んでいると、以外と私と似たような考えをしていることに驚きました。少しだけ、勝間氏に対する見方が変わったのかもしれません。しかしこの人、本当にまじめですね。
ということで、閉塞した世の中の原因と、新しい自分を考えるためのきっかけがほしい方に。
■BARレモン・ハート会計と監査〈PART2) (9/6/2010)
古谷三敏 日本公認会計士協会出版局 \1,000
久しぶりの続編になりますが、相変わらず簡潔に要点を網羅した良書と思いますので、ご紹介です。
もうこの本の元本であるBARレモンハート 会計と監査が発刊されて6年以上の月日がたつことに驚きますが、最近の会計事象をベースに新たに記述されたのがこの本になります。前書では会計の基本と監査の基本が説明されており、J-SOXなどの事象を理解するための入門書として非常によいできでした。今回はそれらをベースに、リーマンショックを引き起こした金融市場の動きや自治体や企業の会計の本質、ならびにIFRSの基本についても説明をしてくれており、今の世の中を取り巻く会計関連の動きと目的がよくわかる内容になっています。
とはいえやや経済や企業全般に関わる大きな事象を中心に説明しているため、前書ほどのインパクトは落ちてしまいましたが、それでも一見の価値があることは間違いありません。
ということで、IFRSなどの最近の会計に関わる基本的事象を理解したい方は、必読!